事例その1:NASとの連携で業務改善!
Q. 「Caminacs」による伝票のデータ化によって、業務はどのように改善されそうですか?
小川様: 各店舗からの問い合わせ用としてオーダーセンターに保管されているオーダー伝票には、お客様の細かな仕立ての要望など、POSで印字されない手書きの文字や、仕立て上がりを描いた簡単なイラストなども追加記入されている場合があって、商品が最終的に仕立てられるまで取り出せるようにしておかなければなりません。現在は、問い合わせがあるたびに、保管してあるファイルから該当するオーダー伝票を探して対応しているのですが、ファイルから1枚1枚めくっていくのは意外と時間がかかるものです。はっきり言ってかなり面倒ですね(笑)。「Caminacs」に付属している「文書管理ソフトさくっとファイリング」を使えば、OCR機能(文字認識機能)でスキャンしたデータからテキストを抽出するので、テキスト検索で、キーワードで必要なデータを取り出すことも可能です。いま考えているのは4桁の店舗コードや6桁の伝票No.を普通紙伝票のなかで大きく印字しておいて、OCR機能を使って10桁の数字を読み取り、検索しやすくしようと考えています。問い合わせの電話があったら、検索してパッと取り出せるようにしたいですね。今までよりずいぶん時間を短縮できて、スムーズに対応できると思います。
Q. ところで、すでにバッファローのNAS「TeraStation PRO」をお使いになっていると伺いましたが、どのようなポイントでお選びになったのでしょうか?
三橋様: 現在、1.0テラバイトタイプの「TeraStation PRO」を使っているのですが、セクションごとの共有領域にぴったりですね。それから、社員各自のクライアントPCのMyDocumentフォルダなどのバックアップをとるためのストレージとしても手軽でよいと思っています。社員それぞれが退社する際には、バックアップソフトウェアを起動して同期をとってからシャットダウンするようにしているのですが、たとえクライアントPCがクラッシュしたり、操作ミスでファイルを消したりしても、少なくとも前日までのファイルは残ってますから安心して明日を迎えられています(笑)。いまはバックアップDATも併用しているのですが、手軽さの面でNASの方が数段上ですから、いずれ全面的にNASへと移行しようと思っています。
Q. 「TeraStation PRO」は出荷時に「RAID5」が設定されていますが、信頼性の面ではいかかがですか?
三橋様: RAID5に設定したまま使用していますね。大容量を確保しながら高いレベルでデータ保護できますから、どれかひとつのドライブが破損したとしても、ドライブを交換すれば、その場でデータ復旧できますしね。しかも、この高い安心感を非常に低コストで実現できること、つまり抜群のコストパフォーマンスが、なんといっても素晴らしいポイントだと思います。ちょっとストレージが不足しているなと思ったらいつでも気軽に導入できますから、とてもありがたいです。バッファローさんのNASは、まさに低価格・大容量・高信頼ですね(笑)。