キャミナックスをお使いいただいた感想をお聞きしました。
山田先生は現在、筑波大学大学院で社会人を対象に金融工学分野などの授業を行っています。大学等研究機関では早期からペーパレス化促進に取り組んでおり、「学会の文書や会議の資料も、今はほとんど電子化されている」と山田先生。
「でも全く紙が無いわけではないんです。たとえば僕の場合、授業に使うレジュメの参考資料や生徒が面談で持ち込んでくるレポート、共同開発の打ち合わせでいただくパンフレットなど相当な量になる。このうち半分程度はその場でしか使用しない資料が多いのですが、使うかもしれない情報が2割ほど含まれていて。だから判断に迷う。捨てるに捨てられないんですよ(笑)」
結局、紙資料はすべて棚に保管、気がつけば収納棚は紙であふれている…。
「この困った状況を解消してくれたのが『キャミナックス』です。これからは、どんどん『キャミナックス』でスキャン、データ化してPCに取り込みます。これで棚に積もっていた大量の紙資料を思い切って整理できますね」
「『キャミナックス』は、付属の文書管理ソフトウェア『さくっとファイリング』と連携しているので、ダイレクト登録ができるのもいい。1つのフォルダに一括管理。OCR機能(文字認識機能)でテキスト検索ができるのでいざデータが必要な時も、膨大なファイル内から目的のデータだけを容易に取り出せます」
「『キャミナックス』は、まさに捨てるに捨てれない大量のデータを放り込める“便利なゴミ箱”。そして、『さくっとファイリング』で必要な時に必要な情報だけさっと取り出す感覚です」と笑顔で話す山田先生。
また、非常勤先などに提出する事務書類のデータ化にも『キャミナックス』を活用したいとのこと。「依頼書や申請書など、今だに郵送が多いんです。よくFAXで送るんですが、FAXは相手が受け取ったかどうか確認しにくいし、文字が不鮮明だったりすると送り直さなきゃならない。こうした書類はPDFにしてメールに添付、送信するのが一番早い。送信履歴も残るから、「送った」「送ってない」でモメることもなくなります」
山田先生は「お掃除機能」について、“ユニークかつ有効な機能”と評価。「一定期間アクセスのないデータを自動的にピックアップする機能があるので、不必要になったデータの整理もできる。そんな機能でも付いてないと、なかなか自ら整理しようなんて思わないですからね(笑)」
『キャミナックス』は、多くの教育機関で活用されているマークシート「スキャネットシート(ネットシステムズ)」と連携しています。このマークシートを『キャミナックス』で読み込むことで、採点や集計が簡単にできます。山田先生が特に興味を持たれたのはアンケート用のマークシートです。
「たとえば、オープンキャンパスなどでよくアンケートをとっているんだけど、そういった沢山の人を対象のアンケートに大いに役立つと思います。集計・採点の作業が飛躍的に軽減できるのは、非常に意味がある」この連携によって、教育現場における『キャミナックス』の可能性もさらに広がるのではないでしょうか」