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受賞作品

【 グランプリ 】

信楽焼

森 和もり なごみ さん

滋賀県立栗東高等学校 1年生

信楽焼

作品名

信楽焼

作品に込めた思い

地元のことをもっとたくさん知ってほしいという思いを込めて描きました。

しずちゃん

〈審査員コメント〉
しずちゃんから一言

たぬきの色がすごくきれいで、蛍光ピンクの色にハッとさせられました。ちょっと見えている空がきれいで、大気をより強調している。私は今年で2回目の審査ですが、何がグランプリに選ばれるかわからないコンテストです。去年とはまた違っていて、今年はちょっとおしゃれな感じというか。じっくり見ていくと、めちゃくちゃいい、と感じました。

受賞者インタビュー

受賞者

ー グランプリ受賞おめでとうございます。

先生から『まさかやけど…グランプリとったみたいやで。』と受賞を知らされた時は、本当に驚きました。実感が湧かず、信じられない気持ちと嬉しい気持ちが入り混じっていました。
家族に受賞したことを伝えると大喜びしてくれました。

ー 題材はどのように決めたのですか?

夏休みの終わりごろ、キャンパスノートの表紙になることをイメージし、何を描こうか迷っていた時に、兄とたまたま『たぬき村』へドライブに行きました。
小学生のころにも行ったことがありましたが、あらためて見るとあたり一面に信楽焼のたぬきがたくさん並び、まるでたぬきのテーマパークのようでワクワクした気持ちでいっぱいになりました。
中でも、入り口に並ぶ3匹の大きなたぬきの迫力に圧倒され、『これや!』と題材が決まった瞬間でした。

ー 絵でのこだわりや苦労した点を教えてください。

今回描いた3匹のたぬきたちは、シルエットこそ似ているものの、それぞれ表情が異なっているため、それぞれのキャラクターを自分の中で設定し、想像しながら描き分けることにこだわりました。例えば左のたぬきはいかつく、真ん中は子供っぽく、右側は楽しそうな雰囲気にしました。
また、見たままの色ではなく、思うがままに自分の好きな色で彩色することにもこだわりました。以前たぬき村へ訪れ、ふくろうの置物の色付け体験に参加した際、一緒に訪れた友人がふくろうに紫や緑など、見たままの色ではなく、自分の好きな色でふくろうを彩っていました。その様子に「おもしろい!」と感銘を受け、私も思うがまま、自由に好きな色で描いてみようと思いました。
特にたぬきの色付けは、自分の好きな青色を基調にすると決めていましたが、同系色で塗ってしまうとのっぺりとした印象になってしまうなと悩みました。青・黄色・ピンクの3色は特に自分の好きな色で、たぬきの持つ杖などに、青とは対照的な黄色やピンクなどの蛍光色を取り入れることで、全体のアクセントになるよう工夫しました。

ー ご自身の絵がキャンパスノートになることについてどのように感じますか。

自分が生まれ育った滋賀県の魅力を日本中、そして世界中の人にキャンパスノートを通して知ってもらえるのがとても嬉しいです。
このノートを見た世界各国の人たちに、滋賀県へ訪れたいと思ってもらえるといいなと思います。

【 読売中高生新聞賞 】

福井といえばの頂上決戦

はら 翼紗つばさ さん

あわら市金津中学校 2年生

福井といえばの頂上決戦

作品名

福井といえばの頂上決戦

作品に込めた思い

北陸新幹線が開通したけれど、「福井?どこそれ?」という人がまだいるかもしれないなと考えたので、インパクトが残るようにこの構図にしました。少しでも知ってもらえたら嬉しいです。

中村 佑介さん

〈審査員コメント〉
中村 佑介 さんから一言

いろいろなモチーフを詰め込んだ作品で、構図の取り方がうまく、周りの縁からはみ出していたり、かるたもはみ出ている一方、枠自体は立体的で段差が付いていたり、細やかさと絵のダイナミックさが共存するバランスがおもしろかったです。何よりカニもおいしそうですね。この絵を見て、福井に行きたくなる人も増えると思います。

【 コクヨ賞 】

居酒屋街

原田はらだ 楓華ふうか さん

東京都立つばさ総合高校 1年生

居酒屋街

作品名

居酒屋街

作品に込めた思い

私が日常で過ごしている中で、昼と夜では景色が違い、特に夜になるとより魅力がでる居酒屋街を描きました。描いた中で印象に残っている、提灯はグラデーションにすることでより、提灯っぽさを引き出すことができました。夜の景色の魅力が伝わるとうれしいです。

林 亮太 さん

〈審査員コメント〉
林 亮太 さんから一言

高校生でよくここを描いたなと思いました。愛すべき自分の好きな場所を選び、この時間帯が一番活気があり、この街らしいとわかって、絵にしたのでしょう。僕も飲み屋街を何枚か描いていますが、難しいんですよ。ネオンサインみたいなものと提灯の光が錯綜する感じがあり、その光をどう扱うか、影をどう変えていくか、相当、観察しないと描けません。この絵は、過度に暗くしすぎていないのもいい。個人的には、僕の大好きな電柱を非常に細かく描いているのも好感をもちました。全体によく観察していて、街の喧騒が聞こえてきそう。音が聞こえてくる風景になっています。

【 地区優秀賞 】

1.北海道・東北地区

相松 友愛 さん
あいまつ ともあ

北海道芸術高等学校 札幌サテライトキャンパス 2年生

にしん雲

作品名

にしん雲

作品に込めた思い

小樽の海沿いを歩いている時の潮の匂いが夏のなつかしさを思いだしてとても好きなのでその情景を描きました。顔を出しているニシンもきっと入道雲に思いをはせているのだと思います。

2.関東地区

山内 裕衣 さん
やまうち ゆい

江東区立第三亀戸中学校 3年生

大山ゴマ販売中!

作品名

匂いにつられて

作品に込めた思い

私は亀戸にある船橋屋というお店で売っているくず餅が大好きで、それに加え、亀戸のモチーフは亀なので、くず餅の匂いで亀がよってきたというテーマで描きました。

3.中部地区

上田 那優 さん
うえだ なゆ

瑞穂市立穂積北中学校 2年生

夜が来る

作品名

夜が来る

作品に込めた思い

この作品は夕暮れの時、夜がどんどんせまってくるような、太陽の光が夜の暗闇にすいこまれるように遠近法を使って表現しました。また、私が夕方に空を見てみたら、夜の青と日のオレンジがまざり合って、きれいで美しいと思い、その思いを絵にしてみました。

4.近畿地区

東 花帆 さん
ひがし かほ

橋本市立橋本中央中学校 3年生

鮪と梅と激流

作品名

鮪と梅と激流

作品に込めた思い

和歌山の県の魚である鮪と県の花である梅を組み合わせました。和歌山の海を意識した波と和柄で日本らしさを前面に出し、ポップな色つけで目に入りやすくなるよう工夫しました。

5.中国・四国地区

浦川 真緒 さん
うらかわ まお

愛光中学校 2年生

宮島に住む鹿

作品名

宮島に住む鹿

作品に込めた思い

作品名のとおり、宮島にいる可愛らしい鹿を描きました。この作品を見てくださった方に、この鹿のフワフワとした毛並み、宮島の自然豊かさ、そして美しさが伝わると嬉しいです。

6.九州地区

坂元 蒼介 さん
さかもと そうすけ

宮崎県立佐土原高等学校 1年生

受け継がれてきた物

作品名

受け継がれてきた物

作品に込めた思い

宮崎の伝統芸能である神楽面をモチーフに描きました。箱から取り出したときの威圧感を表現しました。

【審査員特別賞】

〈林亮太賞〉

魅力渋滞、尾道!

〈林亮太賞〉

横山よこやま 智子ともこ さん

広島県立尾道東高等学校 1年生

魅力渋滞、尾道!

作品名

魅力渋滞、尾道!

作品に込めた思い

我が地元尾道には、旨い食べ物も猫も福石猫も面白い祭りも沢山あります。絵ひとつにその魅力を全て詰め込んで表現する事が困難でまさに魅力が渋滞しました。ところどころに仕込んである尾道の魅力ご覧あれ!

林亮太さん

〈審査員コメント〉
林 亮太 さんから一言

今回、強い色彩の作品が多い中で、一番ふんわりした絵でしたね。色鉛筆の風合いをうまく生かしている。僕は去年尾道に行ったのですが、それを思い出させる、刺激される絵でした。技術的にはこれから伸びるところもあると感じますが、構図の取り方や光の表現の仕方など、見どころも十分で、今後が楽しみです。

〈中村佑介賞〉

神戸とソフトクリーム

〈中村佑介賞〉

山口やまぐち 玲奈れな さん

神戸市立横尾中学校 3年生

神戸とソフトクリーム

作品名

神戸とソフトクリーム

作品に込めた思い

今年リニューアルオープンした、神戸のシンボル神戸ポートタワーをソフトクリームのコーンに見立てて描きました。可愛い神戸タータンチェックも知ってもらうため入れてみました。

中村佑介 さん

〈審査員コメント〉
中村 佑介 さんから一言

神戸タワーを遠景でなく寄りで描くのは、なかなかできない。面倒くさいんですよ(笑)。それがまずすごい。それをコーンに見立ててソフトクリームを描いています。もともと神戸タータンチェックというものを描きたかったようで、背景にタータンチェックがあり、神戸の海の青とタワーの赤との組み合わせもこだわっている。これだけ要素が多いのに説明的にならずに、かわいく仕上がっているのも見事だと思いました。

〈しずちゃん賞〉

唐津のほこり

〈しずちゃん賞〉

田中たなか 亜実あみ さん

佐賀県立唐津東中学校 1年生

唐津のほこり

作品名

唐津のほこり

作品に込めた思い

佐賀県の唐津市の伝統的な祭りや、建物を描きました。唐津のにぎやかさや、楽しさ、美しさ、ほこりをこの作品に込めました。

しずちゃん

〈審査員コメント〉
しずちゃんから一言

顔がガンっと前面にあって、迫力があるのが自分の好みというのもあって、印象に残りました。自分も魚の顔を真正面から描いたりしているんですが、その顔がちょっと間抜けだったりするほどかわいくて、描きたくなる。そういう構図なので、なんかいいなと思いました。お神輿を担いでいるお兄さんの肌は、肌色だけじゃなく、赤とか青とか使っている。全体的に粗く塗っているけれど、それが余計に迫力を増している感じがしました。すごく元気な絵ですね。

【 入選 】

1.北海道・東北地区

榊 瑠花 さん
さかき るか

秋田県大館市立第一中学校 3年生

秋田といえば!!

作品名

秋田といえば!!

作品に込めた思い

たくさんの人に少しでも秋田県の良さを知ってもらいたいと思い、秋田県でも特に有名な、きりたんぽと秋田犬、背景には、稲を描き、とにかく秋田の有名なものをつめこんだ作品です。この絵を見て、秋田県に行ってみたいと思ってくれると嬉しいです!

藤原 創 さん
ふじわら そう

大崎市立鹿島台中学校 2年生

水田に浮かぶ島「いぐね」

作品名

水田に浮かぶ島「いぐね」

作品に込めた思い

宮城県大崎市は、昔ながらの治水と防災の仕組みが世界農業遺産に登録されました。見慣れた田畑と野鳥と、防風林に囲まれた農家の敷地「いぐね」が水田に浮かぶ島のようにも見え、この美しさを伝えたいと思いました。

松藤 沙季 さん
まつふじ さき

仙台市立住吉台中学校 1年生

盛り盛り冷し中華

作品名

盛り盛り冷し中華

作品に込めた思い

食べ物をしっかり描くのは初めてだったので、大変でした。麺のかげや光をがんばりました。おいしそうにできてよかったです。

鈴木 仁菜 さん
すずき にな

秋田市立河辺中学校 3年生

脱色

作品名

脱色

作品に込めた思い

時代が進むにつれ、人が動物たちの住む場所をうばっていると感じます。なので、動物たちに私たちのような意思があったら、悲しくてしかたがないと思い、またぎは動物を大切にするので同じく悲しんでいると思いました。

藤嶋 あおい さん
ふじしま あおい

秋田県立大曲高等学校 3年生

伝統を紡ぐ

作品名

伝統を紡ぐ

作品に込めた思い

ごてんまりと竿燈が共に揺らめく姿は、きっと美しいのだろうなと思い、コラボレーションさせてみました。「美の国秋田」の伝統がこの先もずっと続いていくようにと願いを込めて描きました。

赤上 まどか さん
あかがみ まどか

秋田公立美術大学附属高等学院 2年生

灯りが照らすもの

作品名

灯りが照らすもの

作品に込めた思い

市女笠を被る市女姿の秋田美人の意を持つ「秋田小町」が、秋田の伝統、重要無形民俗文化財の「竿燈まつり」の提灯に触れ、美人と炎の儚さを強い色調で表現し、秋田の待つ独特の刹那を感じられるよう意識しました。

小松 莉々彩 さん
こまつ りりあ

秋田公立美術大学附属高等学院 2年生

カミギャル

作品名

カミギャル

作品に込めた思い

偶然目にした記事で「なまはげの青は女性」というのを見て16年間秋田で生きてきて初めて知ったことで物凄く衝撃が走ったのを覚えています。なのでその衝撃を伝えたく怖いイメージのなまはげを可愛らしく描きました。

2.関東地区

髙名 結葉 さん
たかな ゆいは

千葉県船橋市立大穴中学校 3年生

思い出の公園

作品名

思い出の公園

作品に込めた思い

昔、家族や友達と行っていた思い出の場所、アンデルセン公園を書きました。この絵を書きに行った時、空がすごくキレイだったので美しさを表現するために空だけ着色しました。いつ行っても良い、自慢の場所です。

鄭 悠美 さん
てい ゆうみ

江戸川女子中学校 3年生

蓮の雫

作品名

蓮の雫

作品に込めた思い

千葉の大賀蓮が満開になっているシーンをダイナミックに、ドラマチックに表したいと思って、蓮の葉にのっている雫を主人公にしました。雫は色鮮やかに、艶々に仕上げて蓮のみずみずしさを表現できたと思います。

戸梶 愛唯 さん
とかじ めい

守谷市立守谷中学校 2年生

大洗 絶頂の景色

作品名

大洗 絶頂の景色

作品に込めた思い

私の地域で1番気に入っている景色を描きました。絵を見た人に茨城の凄さや魅力を感じ取ってもらいたくて遠近法を使ったり、構図を工夫したりして表しました。

瀬田 佳奈 さん
せた かな

八王子学園八王子高等学校 3年生

水車のある街

作品名

水車のある街

作品に込めた思い

湧き水や川など、水辺に囲まれた日野市には、モノレールが通る道沿いにも自然が溢れています。私は時々この水車へ来てゆっくりする時間が好きなので、絵を見た人にも伝わると嬉しいです。

大平 柚希 さん
おおだいら ゆずき

茨城県立水戸第一高等学校 1年生

大切な水文化への想い

作品名

大切な水文化への想い

作品に込めた思い

災害で懸念されていることの1つに、水が使用できないことによる衛生環境の悪化が、挙げられるそうです。これまで築き上げられた水文化を、忘れないよう伝えたいと思い、優しい風合いで、配水塔を描きました。

関原 梨乃 さん
せきはら りの

香蘭女学校高等科 2年生

見てる

作品名

見てる

作品に込めた思い

谷中の夕焼けだんだんの猫を年々見なくなっていて寂しいので、また猫いっぱいの風景を見たいと思ってこの作品を描きました。

3.中部地区

佐藤 百華 さん
さとう ももか

富山市立大沢野中学校 2年生

富山春の四重奏

作品名

富山春の四重奏

作品に込めた思い

私は、花や自然を見ると心がいやされ、リラックスすることができます。この絵を見てくださった人が、少しでも「きれいだな」「すてきだな」と心がいやされてほしいと思います。

藤中 凪 さん
ふじなか なぎ

名古屋市立森孝中学校 2年生

オオスのカオス

作品名

オオスのカオス

作品に込めた思い

名古屋にある大須商店街のカオスな感じをテーマに描きました。常滑焼と名古屋コーチンを混ぜた生物や、天むすのちんどん屋さんが歩いていたり、看板には名古屋弁が書かれていたりするので是非細部まで見てください。

冨岡 璃子 さん
とみおか りこ

エクセラン高校 2年生

松本の草花

作品名

松本の草花

作品に込めた思い

松本の花いっぱい運動と城下町を泳ぐ魚を描きました。進学のイベントで初めて松本を訪れた時自然が美しいことに驚きました。日常的すぎてあまり印象に残るものではないかもしれませんが松本の魅力の一つだと思ったのでその美しさを表現しました。

野口 亜希 さん
のぐち あき

エクセラン高校 2年生

信州りんご

作品名

信州りんご

作品に込めた思い

信州りんごは甘くてジューシーなことが特徴なので、瑞々しさを表現する為に水に浸したり、黄色を多く取り入れました。色を何度も重ねて塗ることで色の深みを出しました。

河田 姫奈 さん
かわだ ひな

あいち造形デザイン専門学校高等課程 2年生

広がる海の世界

作品名

広がる海の世界

作品に込めた思い

名古屋港水族館は私が小さい頃から大好きな場所です。中でも、シャチ、イルカ、ベルーガはとても印象的です。見る楽しさや海の世界のうつくしさを知ることができるすてきな場所です。

間野 瑚々実 さん
まの ここみ

あいち造形デザイン専門学校高等課程 1年生

生きる秀麗

作品名

生きる秀麗

作品に込めた思い

煌びやかで見入ってしまうぐらい黄金色が輝くシャチホコは自分が食べられてしまったと感じるほどに美しいという思いを込め作品を描きました。

4.近畿地区

筒井 優 さん
つつい ゆう

久家麻子絵画教室 1年生

枚方の天の川

作品名

枚方の天の川

作品に込めた思い

枚方市には実際に「天野川」という川があり、七夕伝説と深いつながりがあります。又、菊も有名で、時には「菊人形」といったイベントもあります。そんな華やかな市をたくさんの人に知ってほしいです。

中山 七美 さん
なかやま ななみ

滋賀県栗東市立葉山中学校 1年生

夜明け頃の白髭神社

作品名

夜明け頃の白髭神社

作品に込めた思い

白髭神社の美しさを空と琵琶湖の水面で引き立たせ、白髭神社の美しさを表現できればいいなと思い、この絵を通して白髭神社の美しさを色んな人に知ってもらいたいなという思いをこめました。

山本 奈朋 さん
やまもと なお

京都精華学園高等学校 2年生

信楽焼の思い出

作品名

信楽焼の思い出

作品に込めた思い

私が小さいころに滋賀県の甲賀市信楽町に行った時にいたたくさんの信楽焼のたぬきを見た時の可愛らしさと愛らしさを思いながら描きました。

谷 翔太郎 さん
たに しょうたろう

大阪府立大手前高等学校 2年生

錦城メソペラジック

作品名

錦城メソペラジック

作品に込めた思い

大阪の魅力を伝えられるように、日本有数の名城である大阪城と、水の都である大阪のイメージに合わせた生物達を共存させ、構図や色使い、配置など色んな事を考えて構想画の形式でこの作品に落とし込みました。

森 ひな さん
もり ひな

京都精華学園高等学校 2年生

風涼し

作品名

風涼し

作品に込めた思い

京都府宇治田原町の正寿院(風鈴寺)にある風鈴の涼しげな音が聴こえてきそうな、爽やかな仕上がりになるよう心がげた。紫陽花の落ちついた色合いと晴れやかな空が合うような構図にして、夏の始まりが感じられるように工夫した。

5.中国・四国地区

溝渕 優希 さん
みぞぶち ゆうき

高松市立山田中学校 3年生

栗林公園に散る星

作品名

栗林公園に散る星

作品に込めた思い

広大な星空の下で、旅人は広大な公園を見つける。あわのようにふえる落葉は星のようにかがやいている。ここは地上の星空だと旅人は言う。

播田 柚咲 さん
はりた ゆずき

愛光中学校 2年生

下灘駅と坊っちゃん

作品名

下灘駅と坊っちゃん

作品に込めた思い

愛媛には海ととても近い駅があります。それが「下灘駅」。一度は行ってほしい、と思います。

吉岡 莉子 さん
よしおか りこ

東広島市立黒瀬中学校 3年生

平和の空

作品名

平和の空

作品に込めた思い

広島で生まれ育ったからこそずっと身近な存在だった平和公園を描きました。折り鶴は人々の願いを表していて、「被爆地広島から世界中に願いが届き、戦争が無くなりますように」という思いが込められています。

片山 奈々香 さん
かたやま ななか

広島市立基町高等学校 2年生

すっぱい青空

作品名

すっぱい青空

作品に込めた思い

空の青色と広島県の特産品であるレモンの黄色の組み合わせがきれいだと思ったので「レモン」と「空」をモチーフに描きました。空には広島名物のもみじ饅頭の形をした雲が浮かんでいます。

清水 皓大 さん
しみず こうた

香川県立高松工芸高等学校 2年生

満腹満福 うどんの国のおごちそうさん

作品名

満腹満福 
うどんの国のおごちそうさん

作品に込めた思い

いただきます。私は、讃岐うどんを家族と一緒によく食べに行きます。香川県では、うどんは当たり前の食べ物です。しかし、私は家族とうどんを食べに行くという事が毎日の小さな幸福でした。今回、この特別な思い出を美味しさと一緒に、優しく色鉛筆で表現しました。「うまげなぴっぴをお腹がおきるまで食べてみまい!!」

下宮 葉月 さん
しもみや はづき

私立 広島女学院中学高等学校 1年生

のれんの先の

作品名

のれんの先の

作品に込めた思い

ソース、キャベツや生地のこんがり焼ける匂いに導かれてのれんの前に来ると、地元の人や観光客の話し声がするお好み焼きのお店が、私は大好きです。焼けるのを待つ時間は、幸せの時間なのです。

6.九州地区

川満 菜々香 さん
かわみつ ななか

沖縄県立与勝緑が丘中学校 3年生

沖縄詰み合わせ海

作品名

沖縄詰み合わせ海

作品に込めた思い

ウミガメとジンベイザメにシーサーを合体させたり、花笠ともずくと海ぶどうでクラゲをつくったりして沖縄の要素を詰め込みました。綺麗な海と美味しいお土産、沖縄独特の文化の魅力が伝われば良いなと思います。

島村 多実 さん
しまむら たみ

福岡市立三宅中学校 2年生

柳川 川下り

作品名

柳川 川下り

作品に込めた思い

小さいころ、母に連れて行ってもらった柳川の川下りが思い出に残っていたのでそれを知ってほしいと思いこのテーマにしました。たくさんのまりの中を下から通って見上げたあの景色は今でも忘れません。

大野 美歌 さん
おおの みか

福岡市立香椎第二中学校 2年生

福岡の名物山笠

作品名

福岡の名物山笠

作品に込めた思い

福岡の観光名所や特産品を、福岡の有名なイベントである「博多祇園山笠」の山笠につみこみました。これを機に福岡のことをもっと知ってくれるとうれしいです。

佐川 ゆい さん
さがわ ゆい

熊本中央高等学校 1年生

熊本つめ合わせ

作品名

熊本つめ合わせ

作品に込めた思い

熊本県の景色や食べ物をたくさん知ってもらいたいと思い、 絵に熊本のいろいろなものをつめこみました。熊本の良さを感じてもらったら幸いです。

矢野 夢叶 さん
やの ゆめか

宮崎県立宮崎工業高等学校 1年生

ゆかりの地

作品名

ゆかりの地

作品に込めた思い

この作品は私の大好きな地元の代表的な神社です。いつも私達を見守ってくれている神様に感謝の気持ちも込めて今回の作品を描きました。町の人々や私たちにご縁があることを心から祈りました。

源河 未来 さん
げんか みらい

私立沖縄カトリック高等学校 2年生

シママーイ

作品名

シママーイ

作品に込めた思い

沖縄の伝統芸能の一つのエイサーは私の住む沖縄市で盛んに行われています。この絵は道ジュネーという旧盆の夜に地域の通りを練り歩く青年を描きました。エイサーの迫力ある躍動感を感じて欲しいです。

審査員総評

林 亮太 さん

林 亮太さん(はやし・りょうた)
色鉛筆画家。グラフィックデザイナーやイラストレーターとして活動し、2009年より色鉛筆による制作活動を始める。日常の風景を中心に、その場の空気を感じるように描く。技法書・画集の出版多数。東京都出身。

〈林 亮太 さんの総評〉
私は2018年から審査員をしていますが、2018年にグランプリを惜しくも取れず、翌年グランプリを受賞した学生が、現在は藝大で学んでいると聞きました。同じく、筑波大学で美術を学んでいる受賞者もいる。このコンテストが、何かのきっかけになると思うと、自分の役割の責任を感じますし、誰かのモチベーションになるとしたら、すごくうれしいことです。本当に責任が重いと感じます。今回は、何を訴えたいか、すごくよくわかる作品が多かった。本当に選ぶのがしんどいのは毎回ですが、今回は特に強く感じました。優れた、いい絵をたくさん見られて幸せでした。

中村 佑介 さん

中村 佑介さん(なかむら・ゆうすけ)
大阪芸術大学卒業。ASIAN KUNG-FU GENERATIONなどのCDジャケット、小説「夜は短し歩けよ乙女」や音楽の教科書の表紙カバーなどを数多く手がける。最新刊はCDジャケット全集「PLAY」(飛鳥新社)。兵庫県出身。

〈中村 佑介 さんの総評〉
応募人数が多かったこともあるでしょう。今年から、みんなの志向が変化したというか、一段パワーアップしている感じがしました。描写力で見せるようなデッサンコンクールの側面は薄れて、生き生きとしていたり、楽しかった、きれいだった、そんなホームタウンの魅力が伝わってくる踏み込んだ作品が多かったです。説明を読まなくても、見ただけでわかる作品が多く、見ていて楽しかったです。

しずちゃん

しずちゃん
タレント。本名は山崎静代。お笑いコンビ「南海キャンディーズ」のボケ担当。出演した映画「フラガール」で、日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞した。独特な画風が注目を浴び、2023年5月に初の個展を開催。手がけた絵本に「すきすきどんどん」(幻冬舎)、「このおに」(岩崎書店)がある。

〈しずちゃんの総評〉
自分は絵の見方みたいなものはわからないので、単純に好みだけで決めさせてもらっています。前回もすごいなと思ったけれど、今回もさらにまた上手な方がいっぱいで。皆さん、絵を描くのが好きな人たちが応募している。全国にこんなにたくさんいる。好きじゃないと描けない絵だろうな。自分も刺激を受けるというか、がんばらなあかん、って思いました。中高生は子どもや、みたいに思いがちだけど、自分ができない発想をいっぱい持っていて、すごいなと思って見ていました。

審査風景

審査風景

審査風景

審査風景

[inspi]キャンパス アート アワード2023の審査の詳しい様子はこちらから!

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