本の内容がしっかり頭に入る!知識が身になる読書ノートの作り方 2022.11.22
1冊の本と深く向き合いたい人におすすめ
・本で学んだ内容を確実に身につけたいビジネスパーソン
・より有意義な読書体験をしたいと考えている人
・読書へのモチベーションを上げたい人
本の内容が頭に残りやすく、理解も深まる!
内容や感想を手書きでまとめることで、本の内容が頭に残りやすくなる。さらに書く過程で思考が整理される。
「読書ノート」とは?
読書ノートは、手書きで作る読書記録のこと。本の題名や内容、感想をメモしていくことで1冊の本と深く向き合える。さらに本の内容を忘れにくくなるというメリットも。
本の感想、気に入ったフレーズ…気になることをどんどんメモ!
まずは付箋を貼りながら、本を通読。その後、付箋を貼った部分を中心にもう一度読み返して、ノートに感想や要約をまとめていきます。
STEP1 ノートを選んでみよう
読書ノートを始めるのに何か特別なものは必要ありません。ノートとペン、自分の好きな本があれば、いつでも誰でも始められます。
使うノートはどんなものでも構いません。大学ノートでも、日記帳でも大丈夫です。
罫線のタイプも個人の好みで選んでしまってOKです。横罫、方眼罫、無地、どれでも大丈夫ですが、イラストや図を描きたい方は線が引きやすい方眼罫が向いているかもしれません。
次にサイズ感についてですが、持ち運ぶ場合は小さめのA5・B6サイズが使いやすいのでは、と思います。
今回は「持ち運びしやすく」かつ「長く使えるもの」ということで、表紙の素材が丈夫かつ汚れにくく、ゴムバンドもついているSooofa A5変形を選びました。
STEP2 本の基本情報をノートのページ上部にメモ
読む本を決めた段階で、とりあえず本の基本情報(本のタイトル、作者名、出版社名、発行年、版など)をページの一番上にメモしてしまいましょう。
読書ノートを作る目的のひとつは、あとで振り返りができるような形で読書の記録をつけることです。
数年後に読み返した際に「あれ、何の本に関するメモだっけ......」となってしまうと、読書ノートをつける意味が半減してしまうかもしれません。そうならないようにするためにも、本の基本情報をノートの「見出し」「タイトル」代わりに書いておくことをおすすめします。
いつ何を読んだのか気になるケースもあるかもしれませんので、今回は本を読んだ日付もメモしておくことにしました。
STEP3 付箋を貼りながらどんどん本を読み進める
気になる箇所に付箋を貼りながら、本をどんどん読み進めていきます。
付箋のよいところは、本文に直接メモを書き込む方法とは違って、本が汚れなくて済むことです。
もっとも付箋を直接ページに貼ると、付箋の糊で本が傷んでしまうことがあります。図書館の本や友だちから借りた本を読む場合、付箋の代わりとして薄めのしおりをページ間に挟んでおくのがいいのかな、と思います。
ちなみに、本によっては、まえがき、あとがきなどで著者が執筆時の思いや本の概要について書いてくれていることがあります。読書ノートをつけている方の中には、そういった箇所を手がかりに「本のテーマ」を把握してから本文を読み始める方もいるようです。
STEP4 付箋を貼った箇所を中心に読み返して感想をまとめる
一回の通読で本の詳細な内容を把握するのは大変です。自分が本文を読んでいて気になった箇所(=付箋を貼った箇所)を中心にもう一度本を読み直します。このときの読み直し作業はざっくりしたもので構いません。また、一度つけた付箋を剥がしたり、別の場所に移動させたりしても大丈夫です。
さて、二度目の読み直し作業が終わると、だいぶ本の内容が頭に入ってきて、自分なりの感想も出てくることと思います。
ここまできたら、本の感想をノートに書いていきましょう。書き方は箇条書きでも文章の形でも、イラストでも構いません。
気力が残っている方は、自分なりに考えた「本のテーマ」に沿って、内容の要約を書いてみるのもいいと思います。
STEP5 自分なりにアレンジしてみる
ここまで一般的な読書ノートの書き方を紹介してきましたが、読書ノートには「絶対にこのフォーマットで書かなければならない」というルールはありません。
本の種類によって書き方を変えてみたり、参考文献をメモしたりと、自分が使いやすいようにアレンジしてみたりするのもよいと思います。
読書ノートを作成する上で一番大切なのは「継続すること」です。ノート作りをがんばりすぎた結果、「読書そのものが面倒になってしまった...」となると本末転倒になってしまいます。
印象的なフレーズを抜き出す、スケジュール帳に簡単なメモを残しておくなど、自分の続けやすいスタイルを見つけてくださいね。
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NAMEおにぎり🍙2022.11.27
本を読んでいて、心に残った所を書き写していました。が…色々なノートや手帳に書いていたので、後々わからなくなっていました。これからは[読書ノート]を作って書こうかなと思います。
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NAME栗原2023.03.24
素敵な本に出会うたびに、「どうにかこの感動を忘れないでいたい」と思っていました。気楽にやってみます。