世界に一つだけの参考書に!ノートの「色分け」のすすめ 2023.03.31
効率的な試験対策をしたい人におすすめ!
- 定期考査のためにわかりやすいノートづくりをしたい人
- 資格試験合格を目指して勉強している人
- 仕事や部活などが忙しく、短時間で効率よく学びたい人
上手い「色分け」は、時短学習の強い味方!
上手く「色分け」することで、記憶が定着。さらに、直前期には、自分だけの参考書になり、一石二鳥の活躍!
オリジナル参考書にもなる!便利な「色分け」のすすめとは?
決まった法則で色分けしながら、理解を深めつつノートをまとめます。苦手な項目は、赤いシートで消せるようにしておけば、試験直前には、頼もしい参考書兼問題集に!
色の使い過ぎは禁物!「色分け」のコツのステップ
色ペンが裏に透けにくいノートを用意します。字を書くペンは3色まで。下線を引いたり、囲ったりするマーカーも同系色で揃えると、まとまりがよく、集中して復習できます。
字を書くペンは3色にしぼり、それぞれに意味を持たせよう
「色分け」と聞くと、様々な色を使ったカラフルなノートを思い浮かべるかも知れません。でも、それは見た目が可愛いだけで、勉強用ノートとしてはNG。字を書くために使用する色は、多くても3色までにしぼりましょう。
また、使う色を決めても、手あたり次第に書くと、まとまりが悪くなり、復習がやりにくくなる原因になってしまいます。そこで、それぞれの色に、意味を持たせるようにしてみましょう。
例えば、
- 赤色...試験前に赤シートで隠して暗記する最重要ポイント
- 青色...先生が色付きで書いた場所
- 緑色...自分で重要だと思ったところ・先生が口頭で注意した項目など
というように、一定の法則を決めてしまうのです。
「赤ペン」の選び方に一工夫!赤シートで消えるペンを選ぼう
「色分け」の最大の目的は、「試験直前は、ここだけをチェックすればいい!」という「世界に一つだけの参考書兼問題集」を作ること。そのため、STEP1では、最重要ポイントが赤シートで消えるよう、「赤ペン」を選びました。
でも、実は、「赤ボールペン」を使うと、色が濃かったり、筆跡が残ったりして、赤シートではきれいに隠しきれないことも。そこで、一工夫して、濃い赤やボールペンを避けるのがおすすめです。
「赤ペン」として利用するのは、
- サーモンピンク
- ペールオレンジ
など、薄目の「ピンク・オレンジ系」のサインペンがベスト。
必ず事前に、自分の使っている赤シートで消えるかどうか確認しておきましょう。
記憶定着のコツ!タイトルや見出しはマーカーで目立たせよう
3色の「書くペン」とは別に、今度は「塗るペン」「囲うペン」で、見出しを目立たせましょう。見出しを強調すれば、頭が整理でき、記憶も定着します。
私たちの脳は、規則性なく並べられたものはなかなか記憶できません。けれども、カテゴライズされれば覚えやすくなるという特徴があります。
例えば、
「リンゴ、メロン、ブルーベリー、サクランボ、キウイ、ブドウ」
と呪文のように覚えるのは大変。
でも、
- 赤系:リンゴ・サクランボ
- 青系:ブドウ・ブルーベリー
- 緑系:メロン・キウイ
と分類すれば、覚える数は同じでも、すっと頭に入ってきますよね。
見出しのマーキングを足掛かりにして、すばやく確かな記憶を定着させましょう。
「塗るペン」「囲うペン」は同系色でまとめよう
タイトルや見出しを「塗るペン」や「囲うペン」も、カラフルにしたいところですが、こちらも集中力が低下しないように、統一感のある色使いにするのがおすすめです。
寒色系でも、暖色系でも、自分のお気に入りのカラーでテンションをあげるといいでしょう。
ただ、「書くペン」の法則では、赤シートで消すために薄いピンクかオレンジのペンを「最重要ポイント」に使用しました。「色分けノート」に慣れてくると、試験直前には、自然と目が「ピンク・オレンジ」を追うことになりますので、できれば、それに近い色は避けた方が混乱しにくいでしょう。
さあ、赤シートの出番!蛍光ペンでよく間違える問題をチェック
「書くペン」と「塗るペン」「囲むペン」で色分けができたら、いよいよ最終段階です。赤シートを使って、最重要ポイントをチェックしていき、よく間違えるものに蛍光ペンでアンダーラインを引きましょう。
そして、「もう試験開始まで残り数分しかない!」という場面になったら、この蛍光ペンの箇所だけを追っていきます。これで、あなたにとって「重要なのに間違えてしまう問題」ばかりを最終確認できるはずです。
- どの参考書よりも覚えやすい
- どの問題集よりも効率的に苦手問題だけを解き直せる
これはまさに、「世界で一つだけの問題集兼参考書」にほかなりません。試験勉強の強い味方です!