読書感想文が簡単に書ける!驚きのメモ帳&ふせん術 2023.06.22
読書感想文を簡単に書きたい人におすすめ!
読書感想文が苦手な小学生・中学生
子どもの読書感想文の宿題に手を焼いている保護者
誰よりもかっこいい読書感想文を簡単に書きたい人
課題図書を読んでコンクールに応募したい人
これでもう、読書感想文で困らない!
いつも最後まで残ってしまう読書感想文の課題が素早く上手に仕上がります。さらに、読書好きになれるかも!?
読書感想文のお悩み解決!便利なメモ帳&ふせん術とは?
何から手を付けていいかわからない読書感想文。読みながら、ふせんで気になるところをチェックし、メモ帳にまとめることで、スムーズに素敵な読書感想文ができあがります。
メモ帳&ふせんが大活躍!読書感想文の書き方のステップ
気になった箇所にふせんをつけながら本を読みます。それぞれの感想をメモ帳にまとめ、ふせんを並べかえて全体の構成を考えます。最後は、丁寧に原稿用紙に清書するだけ!
STEP1 読書感想文の初めの200文字は、「読書前」にできあがる!?
読書感想文を書く本を入手したら、すぐに読み始める人が多いもの。でも、ちょっと待って!まずは、「読書前」の感想をメモ帳に書き留めておきましょう。
- 初めて本を手にした思い
- 表紙の絵から想像した内容
- タイトルの印象
などは、読み終わってから書こうとしても、なかなか思い出せません。たくさんの本の中からその一冊を選んだ瞬間の率直な感想を手帳に記しておくのです。
一般的に、1000文字の読書感想文であれば、「始め...200文字」「本文...600文字」「まとめ...200文字」の配分が書きやすいもの。この読書前の感想を書き留めておけば、冒頭の200文字は、もう完成です。導入部ができれば、続きもスムーズに書けますよ!
STEP2 読書感想文を簡単に書くコツ!気になるページにふせんをつけよう
本を読み始めたら、気になるところにふせんをつけ、一言、横書きで感想を書き込みましょう。はがすのは楽なので、迷ったらとりあえず貼っておくのがポイントです。
その際、
- ピンク...プラスの場面(嬉しい、成功したなど)
- 青...マイナスの場面(悲しい、けんかしたなど)
- 緑...重要な場面(大事件が起きた、事実が判明したなど)
- 黄...気になる場面(この本で初めて知った内容、なぜか引っかかるシーンなど)
のように、色分けしておくと、後で見返すときに便利です。
「青(-)⇒ピンク(+)とふせんの量が増えるので、ハッピーエンドのお話かな」「この辺りは緑のふせんが多いから、しっかり読まないと」など、全体の流れも理解できます。
STEP3 自分にインタビュー!メモ帳に場面ごとの感想を記入
最後まで読めたら、今度は、ふせん部分を精読し、メモ帳に感想を書きこみます。ふせんの一言メモを参考に、自分への質問を考えると、スムーズに進むでしょう。
- もし自分ならどうする?
- 同じ経験はある?
- 今後にどう生かす?
- 読後、心境の変化は?
取材をする記者と受ける著名人、一人二役になった気持ちで記入していけば、自然と個性的な感想が生まれます。難しいようなら、家族や友人に質問を考えてもらうのもいいですね。
1つのふせんに1ページ使って書き留めておくと、後から何か思いついたときに、加筆がしやすいでしょう。
「こんなこと書いたら恥ずかしいかな」などと考えず、正直な気持ちを表現するのがたくさん書けるコツです。
STEP4 ふせん&メモ帳を駆使!読書感想文の構成を考えよう
ここまで準備ができれば、後は、構成を考えるだけです。まずはノートに、「始め」「本文」「まとめ」とタイトルを記入しましょう。
「始め」の部分は、STEP1でメモ帳に書いておいた「読書前の感想」を全体の2割の文字数で書きます。必要なら、あらすじを加えてもいいいですね。
次に、「本文」です。ここでまた、STEP2のふせんを使います。STEP3のメモ帳の記載を参考にしながら、ノート上で、ふせんを動かし、書く順序を決めていきます。全体の6割の文字数になるよう取捨選択しましょう。
最後に、自分が「最も伝えたいふせん」を「まとめ」に持っていきます。これが残りの2割です。さあ、見事、構成も完成しました!
STEP5 読書感想文の清書は、最後の1字まで気を抜かないで!
いよいよ、残すは清書だけになりました。でも、ここで気を抜いてしまっては、元も子もなくなります。一字一句、誤りのないように書きこんでいきましょう。
そのためにも、一度、原稿用紙を使って下書きをするのがおすすめ。原稿用紙には、普通のノートとは違う「書き方のきまり」がいくつかあるからです。
例
- 段落の頭は1マス空ける
- 句読点は1マス使う
- 句読点が行の最後にくるときは、1番下のマスにいっしょに入れる
- 1行目は2~3マス空けて題名、2行目は下に1~2マス空くように氏名を記入
- コンクールによっては、題名・氏名は欄外に書くよう指定される場合もある
など
清書後は、何度も見直し、誤字脱字がないかチェックしましょう。