親が「勉強しなさい!」と言わなくても、子どもが自ら学ぶようになる「天才ノート」の作り方!(小学生編) 2023.01.13
「勉強しなさい!!」と言い続ける毎日を卒業したい保護者に
「天才ノート」は、これからの時代に求められる『自分で考える人材』を育みます。
だからこそ、時間に追われる忙しい親が「天才ノート」を取り入れることで、毎日の生活が楽になります。ここ数年で様変わりした中学受験、新しい大学受験制度に向けて、我が子をどんな風に育てていったらいいのかと悩まれている方におすすめです。
子ども自身が「学ぶことって楽しい」と思える!テストの点数や成績もU P
ガミガミ叱らなくても、子どもが自分で学ぶ仕組みを家庭内に作れば、自然と子どもは学ぶようになります。さらには勉強の基盤を作るだけでなく、勉強好きになるために欠かせない親子の信頼関係を作ることもにも繋がります。
「天才ノート」とは?
親が子どもの大好きなテーマで問題を作り、それを子どもが取り組んでいく中で、自主性や親子関係が育まれていくツールです。
ノート作成に必要なもの
2つだけ!
1つ目は、方眼ノート。コクヨA4サイズの方眼ノート推奨。
2つ目は、太めの赤色サインペン。
「天才ノート」を作るために用意するもの
横にも縦にも使えて絵や図形が書ける方眼ノート。
親がコメントを書いたり花丸を書くための赤色のサインペンの2つです。
「天才ノート」の特徴は2つあります。
それは、書く内容が勉強じゃなくてもてもいい(こだわる必要がない)という点。
また、間違っていても問題はないという点です。
親が思っていたように書けていなくても、少々ミスがあってもO K!お子さんのノートに大きな花丸を書いてあげてください。
天才ノートの「天才」とは、知能指数やテストの点数が高いのではなく、持って生まれた才能・自分の興味関心を開花できるという意味です。
子どもの『好き』に寄り添う①
〈小学校1年生のノート〉
子どもと一緒に動物園に行ってパンダを見て大興奮したので、パンダの出てくる問題を作っています。
子どもの興味関心、好きなことをノートの題材にすることで子どもの承認欲求が満たされます。
プリンセスやアニメのキャラクター、恐竜や乗り物、生き物やゲーム等、子ども自身が大好きなテーマで問題を作ります。
子どもの『好き』に寄り添う②
子どもが勉強好きになるには、親子の信頼関係を築くことがとても重要になってきます。一方的に「これをやりなさい!」「あれやったの!?」と言っているだけでは、信頼関係を築いていくことはできません。子どもの好きを認めることで「ママ(パパ)は自分の味方」、敵ではなく味方なんだと子どもに認識されることがポイントです。
子どもが「好き」を探究していくことを通じて、小学校の国語・算数・理科・社会・英語などの教科への「学びの杭打ち」に繋げてみてください。そうやって子どもと接していくことで親子関係がよりいいものへと変わっていきます。
子どもが自走し始める①
子どもがノートを使うことに慣れ、自分の「好き」「知りたい」「調べたい」を表現することに慣れてくると、どんどん自分で主体的に取り組みまとめるようになります。
親子で一緒に学びながら楽しむことで子どもは自分の頭で考えるようになり、「学ぶ」ことを自然と楽しめるようなります。
子どもが自走し始める②
子どもは親と一緒に楽しんだことを好きになります。子どもに興味を持って欲しいことや、好きになって欲しいことがあればぜひ一緒に楽しんでください。
このノートは親子で大使館巡りをした後に、帰宅後お子さんが当日まわった各国についてまとめました。楽しんだことや興味があることは書きたい、という意欲が生まれやすくなります。この時、親が「今日のことをまとめなさい!」といってしまうと一気にやる気が無くなりますので。無理強いせずに、子どもの自主性に任せることもポイントです。
まずは、親子で楽しめるテーマから始めることをおすすめします。
子どもは楽しいと夢中になり、1人でも取り組んでいくようになります。