2022.12.21

自分で考える力が身につく!読書ノートの書き方 2022.12.21

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ABOUT

読書経験をもっと活かしたい人におすすめ!

・自分の考えや意見をうまく伝えられるようになりたい人
・読書記録を残したい人
・本の内容をすぐ忘れてしまう人
・ブログなどで本の感想を発信したい人

自分の考えを言語化できるようになる!

本のあらすじや読んだ感想を文字にすることで思考力が鍛えられ、自分の考えや意見をまとめやすくなります。

SUMMARY

「読書ノート」とは?

読書ノートとは、読んだ本の記録をつけるノートのことです。タイトルや著者名などの書誌情報に加えて、あらすじや、その本を読んだ感想についても記録します。

ノート1ページに1冊の読書記録をまとめる

あらかじめ目次を作成し、記入する各項目の場所を割り振ってから、読んだ本のあらすじ、感想、心に残った言葉などを、ノート1ページにまとめます。

KAKIKATA STEP

STEP1 ペンとノートを用意しよう

まずはペンとノートを用意します。基本的にはこの2つがあればいつでも始められますが、色ペンやシールを使ってページをカラフルに彩れば、個性的なノートづくりが楽しめます。

私が選んだノートは、コクヨ・PERPANEP(ペルパネプ)シリーズのZARA ZARA5mm方眼罫)。書くと少しざらっとした引っかかりを感じ、書いている!という気持ちよさがあります。真ん中がぺたんとフラットに開くので、細かい文字も書きやすいです。方眼罫は縦横の文字位置が合わせやすく、整然とした見た目になるのでお気に入り。

ペンはユニボール・シグノの超極細(0.28mm)。極細のペン先で、小さな文字を書くのに適しています。

読書step1.JPG

STEP2 目次(ブックリスト)を作成しよう

最初の数ページは目次(ブックリスト)として使用します。ここには、タイトルと著者、読んだ期間を記入しておきます。通し番号も振っておくと、何冊読破できたのかが一目でわかります。

写真では定規で区切り線を引いていますが、マスキングテープで区切るなどお好みの方法でOK!小説や実用書、趣味の本など、幅広いジャンルで読書をする方は、本のジャンルによって色分けしたり、それぞれマークをつけたりしてもよいでしょう。

このページを開けば、自分がいつどの本を読んだのかすぐに確認できます。なによりリストが増えていくと、たくさん読書したな!という達成感を得られます。

読書tep2.JPG

STEP3 ノートに項目の割振りをしよう

読書記録を書き始める前に、どんな項目に分けて書くのかを決め、ノートに割振りをしておきます。

私は以下の5項目にしました。

  1. タイトル
  2. 著者
  3. あらすじ(要約)
  4. 感想
  5. 心に残った言葉

「この読書ノートを見返したときに、書いてあると嬉しい情報はなにか?」を想像しながら項目を決めるとよいでしょう。

これらを記入する範囲を決め、線で区切ったり、色ペンやシールで印をつけたりします。また、書影(表紙画像)を小さく印刷して貼りつけると、パッと見てどの本だったか思い出しやすくなります。ページも華やかになり、おすすめです。書影の代わりにその本を表すイラストを描いても素敵ですね!

読書step3.JPG

STEP4 あらすじ(要約)を書こう

いよいよ読書ノートの本文に取りかかります。

まずはあらすじです。本を通読し、ストーリーの流れを大まかにまとめます。実用書のようにストーリーがない本の場合は、内容を短い文章でまとめましょう。

慣れないうちは、本のカバーにある「あらすじ」欄や、出版社サイトの要約を書き写してもよいでしょう。

慣れてきたら、自分の言葉で要約することにチャレンジします。自分の言葉でまとめるには、話の筋を理解したうえで、「どこを残して、どこを切り捨てるか」を判断する力が必要です。

要約力は、プライベートでもビジネスの場面でもとっても役立つスキル!このノートを活用して、楽しみながら「まとめる力」を身につけましょう。

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STEP5 感想や心に残った言葉を書こう

次に、本を読んだ感想と、心に残った言葉を記します。

感想は、思ったことを何でも自由に書きましょう。

  • どのシーンで、どんなふうに心が動いたか
  • 本を読み通して、どんな考えや意見を持ったか

など、今の気持ちを率直に文章にしてみます。

感想を書くには、考えたことを文章に組み立てる力が必要です。最初は難しくても、続けていると、自分がどういう考え方をしているのかが徐々にわかってきて、その考えを言語化しやすくなります。

また、本を読みながら心に残った言葉や文章に付箋を貼っておき、それをノートに書き写すと、いつでも読み返すことができます。後からブログなどで引用する際にも便利です。

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読書ノートを体験してみて、一度読んだ本の内容を忘れてしまっても、ノートを読み返すだけで、あらすじや、その時の自分の感想を確認できるようになりました。

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KAKIKATA PERSON
池田なつめ

本と旅行とチーズ料理を愛するライター。普段はスケジュール帳、旅する時は旅ノートが必須。

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