思考整理に役立つ! バレットジャーナル活用法 2022.12.21
こんな人におすすめ
やるべきこと、やりたいことがたくさんある人。
思考を整理したい人。 TODOを明確にしたい人。
メモや手帳を書くことが好きな人におすすめです。
メリット・嬉しいポイント
思考を整理すると頭の中がスッキリします。
TODOを可視化するとことで、タスクの先延ばしを減らせます。
バレットジャーナルとは?
バレットジャーナルとは、アメリカ人のデザイナー、ライダー・キャロル(Ryder Carroll)氏が考案した手帳術のこと。TODOをノートに箇条書きすることで、頭の中を整理します。
最初のステップは?
バレットジャーナルは、好きなノートとペンさえあれば、始めることができます。使用するノートは、カスタマイズしやすい方眼罫かドット罫のものがおすすめです。
Step.01 はじめに INDEX・KEY・ノートの目的 を書く
ノートのはじめにINDEXとKEYを書くスペースを確保しておきましょう。INDEXは、あとでノートの内容を振り返るときに役立ちます。
KEYには、タスク、思考、メモ、気持ちなど、自分の書きたい項目のアイコンを決めて記入しておきます。増やしすぎると忘れてしまうので、数は5個にしておきました。
今回のバレットジャーナルには、書く目的を設定しました。2022年の10月から12月までの3ヶ月間を集中して過ごすためのノートです。この期間に、やるべきこと、やりたいことを箇条書きにして記入し、頭を整理していくのが目的です。そのため、最初のページに「このノートを書くための目的」を書くスペースを作りました。
Step.02 Future Log(フューチャーログ)を書く
Future Log(フューチャーログ)は、未来の予定を書いていくページです。本来は、決定しているスケジュールを記入しますが、今回は思考整理が目的なので、この3ヶ月間でやりたいことを箇条書きにしました。
仕事上の目標、勉強したいこと、プライベートの約束など、ジャンルを問わず、すべて書いていきます。
可視化してみると、かなり量があると感じました。ですが、こうして一覧にしておくと、取り掛かる順番の優先度を決めることができます。
ヴィジョンページには、月ごとに「なりたい自分像」を記入します。仕事・学び・人間関係・健康などの項目別に、未来の自分のなりたい姿を想像しながら考えると設定しやすいです。
Step.03 Monthly Log(マンスリーログ)を書く
Monthly Log(マンスリーログ)に、一ヶ月のスケジュールをすべてまとめておきます。このページを見れば、いつどこで何の予定が入っているかが一目瞭然です。
追加で決まった予定も書けるように、小さい文字で記入しました。キャンセルになった予定は、横線を引いて消しておきます。土曜日は水色、日曜日はピンクと色分けすることによって、1週間の予定表にメリハリがつきました。
決定済みのスケジュールの他にも、メモとして、イベントの予定や見たいドラマの放送日も記入しておくと、「うっかり忘れ」の防止につながります。
Step.04 Daily Log(デイリーログ)を書く
バレットジャーナルのメインとなるDaily Log(デイリーログ)には、一日の予定とTODOを記入し、「やるべきこと」を明確にしていきます。
TODOを書く場所は、右側に統一しました。タスクの見逃しがないように、完了したものには赤線を引いて、ひとつずつ消していきます。
その日にやるべきことを箇条書きにするだけで、頭の中が整理され、スッキリしました。
昨日のページには、前日に達成したことの感想を書きます。
良かった点や失敗したことを振り返ることで、目的達成のための学びにつなげていきたいです。
Step.05 自分流にカスタマイズして、楽しくつづける
バレットジャーナルを書き続けるコツは、「楽しんで書くこと」です。そのためには、最初に多くのルールを作らず、ゆるりとやっていくことをおすすめします。
最小限のルールを決めて、とにかく書いてみてください。文字を間違って書いてしまっても、後でシールなどを貼って隠してしまえば、逆にかわいく仕上がります。
特に、文房具にこだわると、ノートを書く楽しさが倍増します。付箋やシールなどを使って自分流にカスタマイズすることで、世界にひとつだけのノートが完成するという喜びを知ってしまいました。
自分の考えを整理し、時間を効率的に管理できるようになるまで、バレットジャーナルを続けるつもりです。