夏は受験の天王山。計画倒れしない受験勉強の計画の立て方! 2023.08.30
この夏の勉強を、悔いなくやり切りたい人におすすめ
・この夏、有意義に勉強を進めたい人
・計画的に勉強を進めるのが苦手な人
自分に合った目標で120%の力を出し切る
自分の特性にあった学習計画を立てることで計画倒れを防ぎ、合格に向けてやるべきことをしっかりとやりきれます。
夏休みの学習計画ノートとは?
受験当日までにやるべきことから逆算して、夏にやるべきことを明確にしましょう。自分のタイプに合った計画を立てることで、計画通り進めやすくなります。
「夏休みだけ」の計画は立てない!
夏休みの学習計画を立てるときに一番大切なこと。それはズバリ、「夏休みだけの計画を立てないこと」です。これは、勉強に限った話ではありませんが、何かの計画を立てるときのコツは、「ゴールから逆算すること」にあります。目の前ことを積み上げていくだけでは、受験当日に間に合わなくなることも容易に考えられます。夏休みにやるべきことを明確にするために、まずは受験当日までの学習スケジュールを決めましょう。
学習の計画を立てるにあたって、1冊学習の計画を立てるノートを用意してください。表のような形で考えていくので、ドット入りの罫線や方眼罫の、B5サイズのノートをお勧めします。
受験当日から逆算して、夏休みにやるべきことを明確に!
まず、下のような表を作成し、1行目に時間軸を記入します。「夏休み終了まで」「10月まで」「12月まで」「本番まで」の4つくらいが目安です。
次に、その期間で到達したい目標を立てます。過去問の点数など、客観的な指標がおすすめです。
最後に、その目標に到達するために必要な勉強を科目ごとに記入しましょう。その際、あまり具体的な勉強の行動(1日に教科書を●ページ読むなど)を決める必要はありません。「××の分野を習得する」くらいの粒度で捉えればOKです。
「目標」を考える際のポイントは、受験の少し前に合格点に到達する計画を立てることです。多少の計画の遅れにも対応できますし、気持ちの余裕も持つことが出来ます。
自分のタイプに合わせて、1週間でやるべきことを考える!
ステップ②で見えてきた夏休みにやるべきことを、具体的な勉強の計画に落とし込みます。
ノートの次のページに、先ほど明確にした「夏休みにやるべきこと」を、週ごとの形に落とし込んでいきましょう。ここでポイントとなるのは、「自分のタイプ」に合った計画を立てることです。
勉強に苦手意識がない人、高い目標に燃える人は、「頑張れば達成できる」ような少しハードな計画にすると、取り組む中でモチベーションが高めることができておすすめです。それに対して、あまり勉強が好きでない人や、コツコツ取り組むのが好きな人は、「普通に取り組めば達成できる」計画にすると、達成感を感じることが出来るため勉強が続きやすくなります。自分に合った考え方で、1週間の取組む内容を決めてみてください。
1週間の計画を立てる!
いよいよ1週間の学習の計画を立てます。ステップ③で決めた、その週にやるべきことを見ながら、毎日の学習の計画に落とし込みます。
ステップ④のポイントは、「1週間の予定をガチガチに埋めすぎないこと」です。実際に勉強していると、「思ったより時間がかかった...」「体調を崩して1日勉強できなかった...」なんてこともしばしば。そんな時にも計画倒れとならないよう、週に1日は「予備日」を設けて、計画の調整が行える日を作りましょう。もし計画が順調で予備日が余った場合には、その週の復習や次の週の先取り、場合によっては気分転換に充ててもよいと思います。適度な息抜きも大切ですよ。
先週の進捗を見ながら、次の週の計画を立てる
1週間を終えたら、ステップ③で建てていた週ごとの計画と照らし合わせ、進捗具合を確認します。計画通りに進められている場合には、当初の予定通りの内容をもとに次の1週間の予定を立てましょう。計画に遅れがある時には、必要に応じてその週の学習内容を調整していきましょう。