2021.10.14
次のアクションを見つける!仕事ノートの書き方
仕事をしながらメモやノートをとる方は少なくないと思います。 しかし、そのメモ、活用していますか? 書くだけ書いているけれど、見返すことなく、いつしか書いたことさえ忘れていたりしませんか? 今回はコクヨ社員(営業職)が毎日書いているメモをアクションに繋げるオススメの書き方をご紹介します!
現状の自分流ノートの書き方
仕事のノートやメモ、みなさんはどのように書いていますか?
私は営業職ということもあり、公になっていない情報も扱うため社内外でノートを使い分けています。見返した時にわかりやすいように1つの内容が終わったら一旦横線を引いて区切るという使い方です。
しかし、この使い方には振り返るときに2冊を確認する手間と、次に自分がすべきアクションの把握がしづらいデメリットがありました。
「メモの魔力」の手法は魅力的!
ノート、メモの取り方を模索している中でさまざまな書籍やネットの情報を調べました。その中でも特に参考になったのが、書籍『メモの魔力」(前田裕二・幻冬舎・2018年)です。
今回、ノート・メモの取り方の改良を試す中で、とても参考になったのでご紹介したいと思います。
メモをすることで得られるスキル
日々気になることをすべてメモすることで、下記のスキルが得られると前田氏は伝えています。
・アイディアを生み出せるようになる
・情報を「素通り」しなくなる
・相手の「深い話」を聞くことができる
・話の骨組みがわかるようになる
・曖昧なものを言葉にできる
営業職として、どれも重要なものばかりです・・・!
前田氏のメモの取り方を参考にいざ実践
早速、とある社内会議で実際に実践してみました。
今までなら内容を書くだけで終わっていましたが、今回は業務終了後に会議を振り返って前田氏の手法を少しアレンジして試してみました。
前田氏が著書の中で推奨しているプロセスはメモしたファクトを「抽象化」し、抽象化した事柄を他の事象にも「転用」するということでしたが、メモ活用初心者の私は、まず「次のアクションの見える化」を目的に据えることにしました。
前田氏が著書の中で推奨している「抽象化」については、「なぜ」、「何が」、「どのように」なったことでそのファクトが起こったのかを自分なりに分解して考えて記入するようにしました。
また、「転用」については「次のアクション」として具体的な実行プランを書くようにしてみました。
これを実践することで、今まではただ箇条書きで書いていただけのメモでしたが、かみ砕いて考え、成り行きや場当たり的ではない、次の具体的なアクションを導くことができました。
少し書き方を変えてみるだけで、記録からTODOになったり、綺麗にまとまるので振り返りやすくなりました!
オススメのノート
今回ご紹介した書籍「メモの魔力」の手法を実践しやすいノートとしてご紹介したいのが「PERPANEP」という今年発売されたばかりの商品です。
ツルツル・さらさら・ザラザラの選べる紙質が最大の特徴であり、ツルツルはファインライター、さらさらはゲルボールペン、ザラザラは万年筆を使うとより紙質を楽しんで頂けます。
筆記具とノートの音を楽しむことで、書くこと自体ももっと楽しくなります!
また、個人的にオススメなのがツルツルです。滑るように軽いタッチでサササ~と書けるのが特徴で筆圧の強い私でも自然と力が抜けます。
細かい図なども書きやすい3mm方眼をオススメしています
もう一つオススメなのが測量野帳 ビジネスタイプ。
60年以上のロングセラー商品の測量野帳のビジネス向けとして今年新発売されました!罫線は3mm方眼。ウォームグレー(通常の野帳は罫線がブルーです)表紙が固く、立ったままのメモもしっかり書けたり、机上スペースが広く取れない方にもピッタリです。
営業職をしていると毎日のように想定外の出来事が起こります。
取引先の方々との日々のやり取りに忙殺されてしまって、なぜそうなったのか、まで考えきれずに対処療法に追われてしまうことがあると思います。
私はそうでした。
今回、メモの書き方を少し変えて、そのメモに向き合う時間をほんの少し確保するだけで自分の行動が変わることを実感しています。
もしお心当たりがある方にはぜひ試してみていただけるとうれしいです。
コクヨマガジンからお知らせ
「コクヨのくふう研究室」続々更新中
「コクヨのくふう研究室」は様々なジャンルで活躍する方々を「くふうマスター」としてお迎えし、日頃の活動や、日々の生活の中で行っていること、その中にある「くふう」をご紹介しています。日常を少しずつ豊かにするヒントをお届けすべく日々活動中です。ぜひご覧ください。
コクヨマガジン公式LINEで最新情報をお届け
コクヨマガジンと掲載商品に関する最新情報をLINEでお届けしています。
LINEお友だち限定のお得な情報も随時配信中です。
ご登録、お待ちしています!
PERPANEP
PERPANEP(ペルパネプ)というブランド名は、PAPER と PEN を組み合わせたアナグラムでできています。 紙(PAPER)とペン(PEN)のコンビネーションを考え、デザインした文具シリーズです。
測量野帳ビジネスタイプ
外出時や移動時にもさっと取り出して使えるスケッチブックです。 片手に収まる携帯しやすいコンパクトサイズ。ハード表紙で手に持ったまま筆記可能。