「防災ノート」を作って、「日ごろの備え」について考えよう 2023.03.13
こんな人におすすめ
災害時に必要な行動や物を準備しておきたい人におすすめ!
メリット、嬉しいポイント
実際の災害時に必要な行動がとりやすくなります。また、災害時に持ち出す物の準備がスムーズにできます。
防災ノートとは?
災害時に必要な情報をまとめたもの。避難場所や避難経路など避難時に必要な行動、家族の情報や緊急連絡先などのデータ、災害時に持ち出す物のリストなどを書き出します。
サマリ
災害時に見てすぐわかるように、シンプルにまとめるのがポイントです。また、最新の情報を確認しながらノートを書きましょう。定期的に見直すことも大切です。
STEP1 避難場所や避難経路を確認する
避難場所や避難経路を確認しておくことで、災害時にも慌てず避難できます。また、家族が職場や学校など、別々の場所に避難する場合があります。災害が落ち着いたら最終的に家族が集まる場所を、あらかじめ決めておきましょう。
防災マップやハザードマップは、お住まいの自治体のホームページや国土交通省ハザードマップポータルサイトで印刷できます。防災ノートに貼り付けておけば、電源がない環境でも見られます。ご自宅にプリンターがない方は、コンビニなどのコピー機でネットプリントを利用してみましょう。
STEP2 安否確認方法や緊急連絡先を書き出す
災害時は、電話やネットワークがつながりにくくなってしまう可能性があります。そんなときは、「災害用伝言ダイアル(117)」や「災害用伝言板(Web171)」を利用しましょう。使い方をノートにまとめておけば、慌てずに家族に連絡がとれます。
また、避難の時に携帯電話を落としてしまったときや、充電がなくなってしまったとき、連絡先がわからなくなってしまいます。ですので、あらかじめ防災ノートに緊急連絡先を書き出しておきましょう。
STEP3 災害時に備えた備蓄品や、持ち出す物のリストの作成
災害があったときのために用意しておきたい「備蓄品」や、自宅が被災したときに避難場所に持って行く「非常用持ち出しバック」の中身は、リストを作っておくと準備がスムーズにできます。
備蓄品のリストには、ローリングストック(日常の食事に備蓄食品を取り入れる方法)している食材の一覧を書くと、買い忘れを防げますよ。
非常用持ち出しバックのリストを作るとき、赤ちゃんや高齢者、持病を持っている方などは、別途必要なものをリストアップしましょう。災害初期は、水や食料などの援助物資が優先され、紙おむつなどの衛生用品の到着が遅れる場合があります。
STEP4 その他準備すると良い項目
その他準備すると良い項目は、以下のようなものがあります。
- 自身や家族の基本情報
- 身分証明書や健康保険証のコピー
- お薬手帳のコピーなど持病の薬がわかるもの
- 家族の写真
身分証明書や健康保険証、お薬手帳などは、そのものを持ち出すのが理想です。しかし、緊急時には持ち出せない場合もあるので、コピーをとっておくと安心です。
また、自身や家族の基本情報や家族の写真は、災害時の混乱で上手く話せない場合に、身分を証明するものになってくれます。家族が別々の場所に避難して後から探す場合にも、情報がまとまっていると説明がしやすいです。
STEP5 「防災ノート」を作って定期的に見直し、備えについて考えよう
防災ノートは作って終わりではありません。半年〜1年に1回は見直すようにしましょう。なぜなら、赤ちゃんが生まれて家族が増えた、転職によって職場が変わったなど、ライフイベントに合わせて必要な情報が変わってくるからです。
また、防災に関する情報は日々更新されています。古い情報をそのままにしておくと、実際の避難時に混乱してしまうことも。防災ノート作りには今回使った「キャンパススマートリング」のように、ページを差し替えられるノートがおすすめです。
最後に、被災するのは自宅とは限りません。そのとき、防災ノートは手元にない場合もあるでしょう。しかし、避難時の行動を防災ノートにまとめることで、とっさのときにどのように動けばいいか、あらかじめ考えておくことが大切です。
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NAMEミケ2023.09.12
わたしもいざ!っていうときに何も用意してなかったらとてもこまるので防災ノート作ってみようと思います!
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NAMEペンギン2023.11.22
最近防災バックを準備しているので防災ノート作ってみようとおもいます!