2020.07.17
夏休みの簡単工作!身近な素材と文具を使えば手軽に楽しく!
さぁ夏休み。今年2020年は休校があった関係で少し短縮されるようですが、恒例の「夏休みの宿題」はおそらく多くの学校で出されるのではないかと思います。夏休みの宿題の中でも、大物と言える自由工作。せっかくやるなら親子で楽しく!というわけで、一足先に自宅にある文具と牛乳パックを使って、誰でも簡単にできる工作、やってみました。
夏休み。小学生の子を持つ親にとっては楽しくも恐ろしい日々が始まります。宿題やりなさい!の叫び声があちこちのご家庭から聞こえてくるのが簡単に思い浮かびます。
夏休みの宿題の中でも、大物と言える自由工作。コクヨの文具を使って親子で楽しく作ってみました。その奮闘ぶりをご覧ください。
用意した文具
小1の娘は保育園時代に培った制作魂が今もまだ熱く燃えています。
紙ない?ハサミない?テープちょうだい!と毎日のように何かしら作り出しては悦に入り、アーティストとはこういうことかと実感させられる毎日です。
夏休みの工作をいっしょに作ろう!と提案すると、目をきらきらと輝かせて「作る!」とひとこと。机の上に使えそうな素材や道具を並べて創作意欲を盛り上げます。
小1娘が得意とするのは「紙工作」ですので、「切る」「貼る」「とじる」「穴をあける」「飾る」あたりが作業の基本となります。
用意した文具はこちら!
・「切る」エアロフィットサクサ・キッズ
・「貼る」GLOO スティックのり、テープのり、テープカッター
・「とじる」「穴をあける」ハリナックス
・「飾る」カラーラベル
これらを机に並べて思案の旅に出た小1娘。どんな作品になるのか、親としても楽しみです。
子どもが作りたいものを作る
さて、作りたいものが決まったようですので聞いてみましょう。
「鳥かごに決めた!」
ほほう、なかなか大変そうなものを......
「設計図書くね!」
果たしてこの設計図から、どんな鳥かごが生まれるのでしょうか。ちなみに鉛筆書きの修正には消しゴム「リサーレ」を使っています。小1娘の手の力でもすらすら消しやすそうでした。
家にたくさんあるものを無駄なく使う、今回は紙パック
工作しやすくてある程度硬さのある紙というと牛乳などの紙パックが最適です。これを短冊状にザクザク。紙パックを洗ってリサイクルなどに出す際には切って広げたりすることがあると思いますが、大人でもなかなか骨の折れる作業ですよね。
エアロフィットサクサキッズを使えば、子供の力でもラクラク紙パックを切ることができます。
短冊状の素材をたくさん作り出した後のセリフがカッコよかったので紹介しますね。
「私はテープでいく」
今回の「貼る」作業にはテープをメインに活用するようです。いくつか長くつなげて鳥かごの底面となる輪を作り、同じ素材で鳥かご側面も貼り付けていきます。
GLOOのテープカッターは娘のお気に入りで、テープがなくなると不機嫌になるほど。表面がツルツルの机の上であれば底の吸盤がしっかり機能することを知っているので、今回撮影のために作業をお願いしたリビングの木の机では吸着力が少し弱まってしまったことに、たいそう不満げな様子でした。
「ちょっとここ押さえてて」
ぐらいの指示はありましたが、僕はほとんど手を出していません。設計図に従って着々と完成への道を進めているようです。
かごができてきたので、次は中に入れる鳥を作り始めました。国語の教科書の「くちばし」という単元に乗っている写真を見ながら絵を描き切り抜いていきます。
そこを勉強中だったからこその「鳥かご」制作だったんですね!
学習したことを自分の意志で応用していく姿を見て、お父さん少しホロリとしました。
そして描きあがったのは、
「ふくろうのフーちゃん!」
いや、あなた、キツツキ見ながら描いていたんじゃなかったでしたっけ、という疑問はグッと飲み込み、「うまいじゃん!よく描けたね~!」と褒めます。はみ出して机にペンの跡がついちゃっても褒めます(涙)北家の教育方針「なんでも褒める」で娘のやる気も最高潮に達しているようです。
飾りつけは自由に
鳥かご内にフーちゃんを設置し、最終工程「飾る」をスタートします。お気に入りの星マークをドーンと設置した後は、カラーラベルで丸いシールをペタペタと貼っていくだけ。
カラーラベルは2サイズ・5色展開なので、彩りも賑やか。赤黄青で並べて「信号!」とか言いながら、ワイワイ飾り付けていきます。あっという間に鳥かごが彩られていきます。
40分で完成!
ハリナックスは穴をあけるのに便利ですが、10枚用だと小1娘では力が足りなそうでした。紙パックだと特に硬いので、親が代わりに作業します。宿題提出するまでの間、家の中の好きなところに飾っておきます。
簡単・スピード・楽しい工作時間となるコツ
構想から完成までかかった時間はたったの40分!撮影しながらの制作だったので、制作に集中すればおそらく30分あれば十分です。夏休みの宿題として自由工作が出される学校も多いでしょう。親にとって悩みの種となる工作が、簡単・スピード・楽しい工作時間となるコツをまとめてお伝えしましょう。
1.道具や材料をある程度準備しておく
ゼロからのスタートでは、子供も大人も何を作りたいのか、どんなものが作れるのか、というイメージがわきにくいでしょう。今回は素材になりそうなものと道具類を机の上にとりあえず並べてから構想をスタートしています。「何つくる?」から「鳥かごを作る!」と決めるまでの時間は実際には1分か2分程度でした。
2.作りたいを尊重する
本人の作りたい!が一番重要な要素です。親がしなければならないのは、どうやってそのやる気を持続させてあげるか。なにも妨げず、できる方法を提案してあげるぐらいの立ち位置にいれば、見守る親にとっても「何ができるのだろう?どうなっていくのだろう?」というワクワクが味わえます。
3.イベントにしてしまう
写真を撮っていることで、娘は「撮られている」ということを意識しながら作っていたように感じました。楽しむためのイベントにしてしまえば、憂鬱に思ってしまいがちな宿題も親子で楽しめる時間になります。
今回使ったコクヨ文具
「切る」エアロフィットサクサ・キッズ
小1娘の小さい手にもフィットする学習はさみ「エアロフィット サクサ キッズ」。小さいからと言って機能は侮れません。ハイブリットアーチ設計で、小さな力でも刃先まで軽い切れ味です。ガムテープやシールを切ってものりがつきにくい中空構造の刃なので、切れ味が持続するのも嬉しい機能!ハンドル内側のやわらかクッションや外側の滑り止めなど、持ちやすさもいいですね。
「貼る」GLOO スティックのり、テープのり、テープカッター
貼るって、こんなに変われる。がコンセプトのコクヨの接着用品シリーズ。機能的かつシンプルなデザインで、いつでもそばに置いておきたくなります。スティックのりはキャップの形を工夫することで、これまで難しかった角まで塗れる四角い形状を実現していたり、テープのりでは持ち方によってヘッドの固定角度を選べ、ヘッドを閉じれば自動的にフタが閉まるなど、細かな気遣いが嬉しいシリーズです。
「とじる」「穴をあける」ハリナックス
ハリナックスシリーズは針なしのステープラーです。針の購入のわずらわしさや落とした針の心配をすることから解放してくれます。綴じることのできる枚数や穴の有り無しなど、使用シーンに合わせたラインナップも魅力です。
「飾る」カラーラベル
簡単に工作物を飾りたいときはカラーラベルがとても便利です。オフィス事務で使われることを想定している商品ですが、丸い・色がついている・簡単にはがせて貼れるという機能は、工作の能率アップも想定していたのではないかと思うほど!テープを引くだけでどんどん丸いシールを手に取れてしまうので、引っ張りすぎ注意です。
おまけ
カラーラベルの収納場所として100均のスタッキングケースを目測で購入、シンデレラフィット!
親子で夏休みの簡単工作にチャレンジしてみました。あなたのおうちの宿題工作タイムが楽しいものになりますように!
学習はさみ〈エアロフィットサクサ・キッズ〉
グルー スティックのり(しっかり貼る)
グルー テープカッター(吸盤ハンディタイプ・大巻き)
針なしステープラー<ハリナックス>(ハンディ10枚タイプ)
カラーラベル(しっかり貼れる・丸型)