2020.07.21
簡単!ラベルシールの作り方と印刷の技
自宅の収納を整理するのにラベルシールが便利そうだけれど、ワードやエクセルを使ってオシャレなシールをサイズに合わせて印刷をする方法が分からない、あるいは面倒・・・。今回はそんな方々に、超簡単なラベルシールの作り方をお伝えします。自宅での「ちょっと使い」にぴったりな枚数少なめのシールもご紹介します。
突然ですが、筆者は整理整頓がニガテです(お恥ずかしながら・・・)。「どこに、何を片付けたのかが分からない」問題が頻発します。
そこで、突然訪れた「おうち時間」を機に一念発起。ラベリング収納にチャレンジしてみました。
使ったラベルシールはコクヨの「はがきサイズラベル」、印刷のためのソフトとして「合わせ名人」を利用しました。
結果的に気軽に利用でき、思っていたより上手く整理整頓できました。その内容をご紹介します。
ラベルシール、家庭でこんな使い方ができます
やると決めたら徹底的にやりたい性格。グラフィックにもこだわりながら、手作りした小物をまとめてしまっていたボックスと、調味料・食料品の瓶に貼るラベルを作ってみました。
実際に「はがきサイズラベル」の2面ラベルと10面ラベルを使って印刷した状態
いつもどう整理しようかと思っていた収納ボックスにラベルとして貼り付けてみました。
小物をいれておくためのボックスがいきなりおしゃれ見えてきます
同じボックスをいくつも揃えて整理収納に使っているのですが、手書きでラベルを貼るのも嫌だなと思い、ずっと目印を付けずに使っていたんです。ただ、いちいち蓋を開けて中身を確認しないといけなかったのが億劫でした。
これだと見栄えもしますし、中に何が入っているか一目瞭然。整理整頓も捗りそうです。
キッチン周りの収納はこんな感じに。
統一感のあるラベルで整理することで、まとまりのある空間も演出できます。今回色々な調味料のラベルを作ることができたので、これを機にキッチン周りの整理にも着手しようと思いました。
他にもイラスト素材を入れたり、可愛いフォントを使ったりしてあまり愛想がなかったレターケースに一工夫加えてみるのもいいですね。
あとは在宅勤務中の書類整理をきちんと行うべく、常時使う分類があればクリヤーホルダーにシールを貼っておいて、分かりやすくしておく、という使い方もありそうです。
はがきサイズラベルの5面と7面を使って印刷してみたもの
事務用品を突っ込んでいたレターケースもこうして分類が付くことできちんと整理して使おうという意識が...
簡単!ラベルシールの作り方と印刷方法
とはいえ、印刷するのが面倒くさそう、と思った方にお勧めしたいのがこちら。
コクヨでは簡単にラベルシールを作ることができる「合わせ名人」というソフトを用意しています。
OAラベルから、商品ラベルやポップに使えるものまで5,000種類もの豊富なテンプレートを用意。
今までラベルシールを作ったことが無い方でも用紙やテンプレートを選択していくだけで、簡単に作ることができるようになっています。
パソコンにインストール不要のWEB版も用意されているので、フリーソフトをダウンロードできない環境でも使うことが可能。
今回実際に合わせ名人を使ってラベルを作ってみた画面がこちらです。
素材などはすべてフリーで使えるものからお借りし、自作する形で作りました。
合わせ名人を使えば、コクヨの取り扱っている品番から用紙のテンプレートを探すことができるので、迷うこと無くサクサクと印刷まで進むことができます。
1つのラベルからすべての面にコピーする機能があるので、今回のように10面使う場合などにはとても便利でした。
ここまで出来たら、あとはプリンターにラベルシールをセットして、「印刷」のボタンを押すだけでOK!
今回は自宅収納用のラベルの作り方を実例としてご紹介していますが、もちろん、ラベル使用用途の王道である宛名印刷や、ファイルの分類などにも役立ちます。
自宅の収納に活用するなら「はがきサイズ」がおすすめ
A4サイズだと、ちょっとだけ必要なときに余りが出てしまって勿体無いですし、残りを再利用したくても印刷途中にめくれてしまったり、プリンタが故障してしまったりなどトラブルの元になりかねません。
残ったシールは手書きで使うか、諦めて捨ててしまうかしか無かったと思います。
そんな「もったいない!」を解消するために、「はがきサイズのラベルシール」です。
このラベルシールの特徴は、なんといっても「使い切りができる小片数サイズ」というところ。
A4だと余ってしまうところを、はがきサイズの用紙にすることで解消できるようにというエコな思いから作られました。
商品のラインナップは、ノーカット・2面・3面・5面・7面・10面と展開。
ファイル用のラベルから、整理収納までさまざまな用途に対応できるラインナップとなっています。
実際に使ってみて改めて感じるのは、A4サイズだとどうしても使い切るために色々思案してしまう印象があり、気軽に使えるところが良いですね。もちろん経済的な面でも効率的。自宅使いには特におすすめです。
ラベルシールを使って楽しく収納上手になろう
いかがでしたか?一見オフィスでしか使えないように思うラベルシールですが、実は工夫次第でこんな風に家庭の至る所で使えるようになっています。
また、ご自宅で使う時には、使い切れるはがきサイズを選んでいただければ、気軽に利用できる点や、ゴミを減らしてエコなところも嬉しいポイントです。
まだまだ、おうちで過ごす時間も多いと思いますが、この機会に楽しく整理収納術を習得してみてはいかがでしょうか。
カラーレーザー&インクジェット用はがきサイズで使い切りやすい 紙ラベル
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