手帳の空きスペースで今日から始められる「1行ニュース日記」 2023.12.07

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ABOUT

世の中の動きやトレンドをウォッチしたい人

仕事で営業やマーケティングなどを担当していて、世の中の動きやトレンドにキャッチアップしていたい人に。また、手帳のスカスカ感が気になる人にも。

ニュースが印象・記憶に残りやすくなる

手帳に書くことで、ニュースが自分の予定や記録とも結びついて印象付けられ、記憶にも残りやすくなります。

SUMMARY

「1行ニュース日記」とは?

普段使っている手帳や日記帳に、自分自身の予定や記録に加え、その日にあったニュース(トップニュース、興味関心を持ったニュースなど)のタイトルを書き込んだもの。

1日1回ニュースサイトから気になるニュースを手帳に書き写す

毎日の手帳タイムに、ニュースサイトのチェックとタイトルの書き込みをちょい足しするだけ。今の手帳に1行分の空きスペースがあれば、今日からでも始められます。

KAKIKATA STEP

はじめに

仕事で営業やマーケティングなどの業務を担当している場合、「世の中ではどのような物事が関心を集めているのか」について、常に目を光らせている方が多いのではないでしょうか。その際、ニュースサイトは有効な情報収集先ですが、ただ読むだけではなかなか記憶に残りません。

 

そこでおすすめしたいのが、「1行ニュース日記」です。自分の予定や記録が詰まった手帳は、いわば「自分の分身」。そこに書き込むことで、ニュースが自分の経験と結びつき、印象に残りやすくなります。また、手で書くこと、手帳を開くたびに自然と目に入り読み返すことを通じて、記憶にも定着しやすくなります。

STEP1 手帳は1日の記入欄にゆとりがあるものを選ぶ

ニュース記事のタイトルは、概ね1行=20文字〜30文字程度です。その文字数を書き込むことを考えると、「1行ニュース日記」に使う手帳は、1日の記入欄にある程度ゆとりがあるフォーマットがおすすめです。

 

例えば、ジブン手帳DAYsやほぼ日手帳のような1日1ページタイプであれば、スペースに余裕をもって書き込めます。また、11ページタイプは、日によっては書くことが少なく、スカスカになってしまうことがありますが、そのスペースが気になるのでなんとかしたい!という時にも「1行ニュース日記」はぴったりです。

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また週間レフト式も、ニュースタイトルのような短い文章を書き込むのに適したレイアウトです。キャンパスダイアリーのウィークリー・ホリゾンタルレフトのように、片側がノートページになっていると、スペースにも余裕があるため書き込みやすくなります。

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ちなみに私は、縦書きが好きなので、博文館の当用日記(縦レイアウトのもの)を使用しています。こちらの各月の予定ページが、1行ニュース日記にぴったりのフォーマットで気に入っています。

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STEP2 ニュースを見つける

「1行ニュース日記」に書くニュースは基本的にはなんでもOKですが、世の中の関心ごとをなるべく客観的にとらえるマーケティングなどが主目的であれば、ニュースサイトのアクセスランキングのページからピックアップするのがおすすめです。

 

一般ニュースの代表的なサイトには、以下のようなランキングページがあります。

Yahoo!ニュース アクセスランキング

Googleニュース 今日のニュース

NHK ニュースランキング

・時事ドットコムニュース アクセスランキング

AFP BB News 人気記事

一般ニュース以外にも、より専門的な分野の情報を伝えるサイトもあります。自分の目的にマッチするものを選んで、ランキングのページをパソコンやスマートフォンのブラウザでブックマークしておくと、チェックしやすくなります。

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私はNHKのニュースランキングの上位10件くらいの中から、SNSなどでも話題にしている人が多かった印象のあるものをピックアップして書くようにしていますが、必ずそうするべきという厳密なルールはありません。

 

「考えるのが面倒なので機械的に一番上にあるものを書く」でもいいと思いますし、またインターネットでなくても、毎日テレビでニュースを見る習慣があれば、トップニュースで取り上げられたもの、などでも良いと思います。

STEP3 見つけたニュースを手帳に書き込む

今日のニュースを決めたら、あとは手帳に書き込むだけです。手帳タイムは、仕事を始める前の朝でも、1日の振り返りを兼ねての夜でも、いつでも構いません。ただし、ニュースサイトのランキングは刻々と変わってしまうので、後からさかのぼって書くことができません。そのため、毎日ある程度決まった時間に書くのがポイントです。

 

毎日はちょっとめんどうに感じるかもしれませんが、これがかえって手帳を開くきっかけにもなります。手帳はいちど開いてしまえば、「そういえば」と書くことを思いついたり、ちょっと前のページが自然と目に入って読み返したりしてしまうもの。「1行ニュース日記」は手帳の習慣化にも有効なのです。

STEP4 時間をおいて見返す

書き込んだニュースは、時間をおいてから見返すと、新たな発見にもつながります。

 

コロナ禍の時には多くの方が経験したことだと思いますが、世の中で大きく話題になっているニュースは、少なからず私たち一人一人の生活にも影響を及ぼしているものです。また、自分自身のプライベートな出来事と結びつくと、「あの時にこんなニュースがあった」と記憶にも残りやすくなります。

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よく著名人の伝記などでは、ご本人の人生年表と並行して、「一方そのころ日本や世界では」と主要な出来事の記載された年表が掲示されますが、まさにそのようなイメージです。

まとめ

ニュースを記録することは、世の中の大きな動きに関心を持つことにつながり、営業やマーケティングといった仕事の助けにもなります。もしそういった仕事に縁がなかったとしても、職場でのちょっとした雑談などで役に立つこともあります。

 

また手帳は、自分の行動や思考の記録が詰まった、いわば「自分史」です。これにニュースという世の中の動きの記録が加わると、「あの頃はこんな時代だった」と記憶がいっそう立体的になり、時間をおいて見返したときの印象も鮮明になります。

 

もちろん、11ページの手帳を使い始めたはいいけど、書くことがなくてスカスカなのが気になる!という人にもおすすめの書き方です。手帳にちょっとした空きスペースがあれば今日からでも始められる「1行ニュース日記」、ぜひ気軽に取り入れてみてください。

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