どんなお仕事をされていますか。
新規事業開発って言っても分かりにくいですよね。
既存の事業に縛られずに新たな事業の種を探す仕事です。他の企業との提携も模索しながら、社内外の方とコミュニケーションを取って仕事をしています。
とはいえ、大きな話ばかりでもないので、既存の事業とどのように結びつけるかも考えながら、短期的なものから長期的なものまで常時10程度のプロジェクトに関わっています。
異動前は、ペンケースの開発をしていました。
どういった場面で手書きをしますか。
特に使い分けているわけではないのですが、コピー用紙、ノートパッドを横にして使用しています。コピー用紙はスーパークリエイティブペーパーですね(笑)。
メモはパソコンで取るので、図や表、議事のようなものを打ち合わせ時に、話を聞きながら書いて皆に共有します。打ち合わせが始まる前にまとめて、打合せ時に使用したりもしますね。
資料をパソコンで作るのは大変なので、そのまま書いた議事の写真を撮って、チャットやGoogle スライド、Miro(オンラインホワイトボードツール)などで共有しています。
デジタルで共有するようになったのは、コロナで働き方が変わった影響もあるかもしれませんね。コロナ前はホワイトボード上で議論することが多かったです。上司や周りの先輩などの影響もあり、こういったフレームワークを描くようになりました。
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紙やノートに描かれたフレームワーク
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紙に書いた内容を写真に撮り、Miroで共有、議論する
こだわりやマイルールがあれば、教えてください。
特にどのノートが良いというのはないんですよ。今はノートパッドですが、前はノートを使っていました。サインペンはよく使います。黒で書いて、最後に赤で重要ポイントを書き足していきます。
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大人キャンパスのノートパッドとソフトリングノートと普段使用しているペン。ソフトリングノートも横向きに使用
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外での打ち合わせやプライベート時でも思いついたことをすぐに記載できるよう測量野帳を持ち歩きする
あなたにとって「手書き」とは何ですか。
欠かせないものですね。思考を見える化するのに、一番アクセススピードが速いのは紙とペンです。
プロジェクトの序盤は手書きメイン、終盤は資料に落とし込みます。
手書きは臨場感も出ますし、手書きならパソコンで作る資料と違って、体裁が整っていない雑な状態でも許される感じがします(笑)。