自分を知ることでスムーズな就活を!「自己分析ノート」の書き方 2023.02.24
就活・転職活動をはじめる方におすすめ!
- どんな企業を受けていいかわからない人
- 自分の強みや弱みがわからない人
- 志望動機の書き方に悩んでいる人
企業に自分の良さを的確にアピールできる!
自分のアピールポイントや企業への志望動機がはっきりし、履歴書や面接での伝え方を整理できます。
自己分析ノートとは?
自分と向き合いながら、過去の出来事、価値観、強みや弱みなどを分析するノートです。内容から志望動機が導き出されるため、とくに就職活動・転職活動の際に役立ちます。
書き方のステップ
小さすぎると書きづらいので、A5サイズ以上がおすすめ。持ち運べるように軽さも重視しておくと◎。何度も読み返したくなるようなお気に入りの1冊を見つけてみてください。
STEP1 印象に残っている過去の出来事を書き出す
まずは自分の印象に残っている過去の出来事について書き出します。
小学校、中学校、高校、大学...と、順を追って思い出してみましょう。
それぞれの時代に対して、出来事は1つでなくて大丈夫です。
たとえば大学時代にサークルとアルバイトで印象に残ったことがあれば、羅列しても構いません。
それぞれの出来事に対しては、概要だけでなくその時感じたことについても書いておきましょう。
この作業をしておくことで、ステップ②の「過去の出来事を深掘りする」という部分がスムーズに進められます。
STEP2 過去の出来事を深掘りする
ステップ①で書き出した出来事について1つずつピックアップし、じっくりと考える作業に入りましょう。
具体的には以下の項目について深掘りしていきます。
- なぜ印象に残っているのか
- 取り組んだ理由
- 困難だったこと
- 困難をどう乗り越えたのか
- この経験から学んだこと
項目は深掘りする出来事によってアレンジしても大丈夫です。
1つの出来事について深掘りできたら、他の出来事についても順次深掘りしていきます。
A5サイズの場合は左側に深掘りし、右側はステップ③のために空けておくと使いやすいでしょう。
A4サイズなど大きめのノートを使用している場合は、下部を空けて書いてみてください。
STEP3 強み・弱み・価値観を分析する
深掘りできたら、深掘りした内容から自分の強み・弱み・価値観について分析してみましょう。
まずは1つの出来事についてじっくりみていきます。
印象に残っていることやその時感じたことから、自分がどのようなことに長けており、どんなことに価値を見出す人間なのかを考えてみてください。
いきなり見つけづらい場合は、一度ステップ②で書いたメモの中でも重要だと思われるポイントを箇条書きにしておくと考えやすくなります。
この作業により、自分がどんな人間なのかが少し理解できたのではないでしょうか。
他の経験についてもどんどん深掘りを進め、自分を見つめてみましょう。
STEP4 企業に求めることを分析する
いくつかの出来事に関して深掘りができたら、自分の強みや弱み、価値観について共通点が見えてくるはずです。
見えてきた共通点から、自分にはどのような企業があっているのかを考えてみましょう。
この作業から、受けるべき企業や、受けたい企業への志望動機が見えてきます。
まずはこれまでのステップで見つけた自分の価値観について書き出してみてください。
そしてその価値観を「働く」という価値観に落とし込んでみましょう。
企業に求めることがわかったら、叶えられそうな企業を書き出してみます。
志望動機については「〇〇な企業で働きたいと感じたから」「〇〇という強みを生かせるから」と、価値観と強みを使えば簡単に作成できます。
STEP5 定期的に自己分析をしよう
一通りのステップは以上で終了です。
しかし、自己分析は一度で完璧にできるものではありません。
同じ出来事についても、深掘りするタイミングによっては違う側面から気づきを得られる可能性があります。
持ち歩くことで定期的に自己分析ノートを見返し、自分について考える機会を設けてみましょう。
就活・転職活動において自己分析は欠かせないステップです。
自分について深く知ることで、より自分らしい場所で、自分らしく働く機会を得られるはず。
ぜひ自己分析ノートをうまく活用してみてくださいね。