2020.04.24
実際にやってみた「在宅勤務」ってどんな感じ?コクヨ社員のリアルな声を集めました
新型コロナウィルスの影響拡大に緊急事態宣言と、世界の状況が目まぐるしく変わる中で、突然始まった在宅勤務にとまどっている方も多いと思います。コクヨの社員も例外ではありません。慣れない在宅勤務に取り組んでみて、良かったこと、困ったこと、必要なモノ、気づいたこと等、リアルな声を集めました。
2020年がスタートしたときには、まさかわずか数カ月後に世界中がこのような状況になるとは、いったい誰が想像したでしょうか。今も拡大に歯止めがかからない、新型コロナウィルス感染症によって亡くなられた多くの方のことを思うと本当に沈痛な気持ちです。心からお悔やみを申し上げますと共に、罹患された方々、ご家族、関係者の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。
在宅勤務ができるだけでもありがたいけれど......
コクヨでは、4月7日に政府の緊急事態宣言が発令されたことを受け、4月10日から該当地区の事業所を順次閉鎖。閉鎖された事業所で働いていた社員は出社禁止となり、その多くが在宅勤務をしています。
正直なところ、医療や介護の現場、スーパーマーケットやドラッグストアといった生活必需品を取扱う店舗、物流など、リモートワークには到底置き換えられない、社会や生活の基盤を支える大切な仕事をされている方もたくさんいる中で、自分はのんきに在宅勤務をしていてもいいのだろうか......と、なんとも心苦しく後ろめたいような、そんな気持ちもないとは言えません。
ですが、時間が経つにつれて、どうにもならない今の状況の中では、私たちひとりひとりが可能な限り自宅に留まるなど、小さくても自分ができることに取り組むしかないな、それも長期化しそうだから、なるべく継続することを考えて、ストレスを溜めないように、明るく前向きにやらないとな、と考えるようになりました。
コクヨ社員の"在宅勤務事情"を緊急アンケート
慣れない在宅勤務でとまどっているのは、コクヨの社員にとっても、それ以外の多くの方にとってもきっと同じこと。であれば、自分たちが行っているちょっとした工夫や困りごと、気の持ちようで変えられることなどをまとめてみるのも、別の誰かにとっては参考になるかもしれない。そう思って、周りの社員にアンケートをとってみました。
家庭や仕事の事情も人それぞれでズバリこれ!という正解はないかもしれませんが、こんなやり方や考え方もあるのか~と、軽い気持ちで読んで頂ければ......と思います。
アンケートに答えてくれたのはどんな人?
それではさっそく、どんな人たちがアンケートに答えてくれたのか見ていきましょう!ちなみに今回は、27名の方から回答がありました。
1.あなたの性別を教えてください
回答者の性別は、だいたい男女が半々くらい。少しだけ女性が多かったです。
2.あなたの年代を教えてください
回答者の年代は30代がいちばん多く、約4割でした。ついで、20代、40代となっています。
3.同居している人はいますか?(※複数回答可)
年代的なこともあり、パートナーや小さいお子さんと同居している、という人が多かったです。中には1人暮らしや、親と同居している人もいました。この辺りの家族構成は、後の質問で出てくる困りごと等にも、かなり影響があるようです。
4.ペットはいますか?
ペットを飼っている、という人は案外少なく、回答者の1割程度でした。
5.今回の対応がはじまる前の在宅勤務の頻度は?
今回の対応がはじまるまで、在宅勤務はほとんどしたことがない、という人が大半を占めました。子育て中の社員を中心に、週1回程度の頻度で在宅勤務を利用していた、という人もいましたが、これだけ毎日、しかも長期間にわたる在宅勤務は経験がなく、かなりとまどっている様子がアンケートからも伝わってきました。
在宅勤務のいいところは?
さて、回答者の様子がなんとなくつかめたところで、次は在宅勤務のポジティブな面を見ていきましょう。
Q:在宅勤務をしていて、ここがいいなぁって思うことはありますか?
①通勤時間の削減&体力温存
通勤には身支度などを含め1日4時間かかっていたため、この時間を有効活用できるようになった(女性、40代)
通勤に1時間以上かかっていたので、それがないだけで楽です(女性、20代)
通勤がないので、体が圧倒的に楽(男性、40代)
満員電車に乗らなくてよい(女性、40代)
やはり、いちばんのメリットとして通勤がなくなった点を挙げる人が多かったです。それによって空いた時間を家族と過ごしたり、趣味や家事に使ったりと、仕事以外のことが充実する!という声が寄せられました。
②ライフが充実!
通勤時間2時間が削減されました。時短された分、平日家事ができる時間が増えました(女性、20代)
今日中にやるタスクを終えて終業した瞬間に、自分の好きなゲームをできるのが最高(男性、20代)
ゴミの日に焦ってゴミ出ししないで済む(女性、50代)
昼休みにちょっと遊ぶなど、家族とのコミュニケーション時間が増えた(男性、30代)
お昼も自炊できるので節約(女性、20代)
③美容と健康にいい面も?
すっぴんで仕事ができるので、時間短縮&お肌に良い(女性、30代)
外に出ないので花粉症がおさまっている(女性、40代)
小腹が空いたとき、ヨーグルトやみそ汁など、冷蔵庫にあるヘルシーなものを食べるからおやつにかけるカロリー減りました。会社だと、チョコやクッキー、菓子パンを食べていた(女性、20代)
実家暮らしだと、おやつもヘルシーになるようです。仕事の面でも、集中できる、効率がいいという意見がありました。
④仕事の上でもメリットあり
話しかけられないので、集中したい作業にはぴったり(女性、20代)
考えを巡らせるときに無意味に歩き回ったり、ひとりごとを言ったり、本を見たりすることが気兼ねなくできる(男性、20代)
いつもイライラさせられる人に会わないですむから、イライラしないですむ(女性、50代)
突発的な頼まれ仕事が減り、業務終了時間をコントロールしやすくなった(男性、20代)
基本テレビ会議なので、会議室をとる手間がなくなったのが予想以上にいい感じ(男性、40代)
電話しやすい。電話しかコンタクトがとれない状況なので、気兼ねせず電話ができる。周りに人がいないので言いにくい相談もできる(男性、20代)
中には人間関係に言及したドキッとするコメントもありましたが...(汗)、周囲に人がいないので、集中できる、気兼ねせずにすむ、という意見が多く寄せられました。たしかに、考える系の仕事って、どうしても周りからサボってる風に見られないか?と気になって、会社だとなかなか没頭できないんですよね。
「会議室をとる手間がない」というのは言われてみればたしかに!と思いました。参加者のスケジュールを見て、会議室の空きを見て、って実はかなり時間のかかるめんどくさい作業だったんだんぁ...と実感しております。
在宅勤務の困りごとは?
こうしてみると、なんだかいいことばかりだな~!という感じもしますが、もちろんそんなことはありません。逆に、デメリットを聞いてみると、困りごともわんさか出てきます。
Q:逆に、ここがしんどいなぁって思うことは?
①とにかく、運動不足!
圧倒的に運動不足になる(男性、40代)
おやつを食べてしまうけど運動しないので太る(女性、30代)
運動不足。一日ほとんど外出しない日もあり、身体が重くなってきている(女性、40代)
運動不足すぎる(女性、20代)
運動不足で太った。着れない服ができつつあるので、もっと長引くと着る服がなくて出社できないかもしれない(女性、30代)
通勤がないというのはメリットでもあるのですが、なかなか外出できないという今の社会情勢もあいまって、とにかく体を動かす機会がない、という声が多数でした。自粛明けに着られる服がなくなるのはなんとしても避けたいですよね...!
②メリハリがつかない、切り替えが難しい
息抜きのタイミングがわからない...仕事の合間に仲間とちょっとする雑談って割と重要だと気づく(男性、20代)
ダイニングで作業をしており、ONOFFの切り替えが難しいです(女性、20代)
家で仕事の電話をする行為にいまだに抵抗感が少しあって、気分が良くない。気持ちの面で、今までは(行きたくはないが)会社についてしまえば「仕方ない、やるかぁ」と始まりだんだんスイッチが切り替わったが、家では「さあやるぞ!」という気持ちのスイッチが切り替わりづらい(男性、20代)
集中しすぎて時間忘れる。トイレの回数が減る(女性、40代)
通勤時間がないのでぼーっとする時間がない(女性、30代)
外出できず、喫茶店に行けず...気分転換ができない(男性、60代)
家はそもそもリラックスする場所だから、仕事モードになるのが難しいという人がいたり、逆に集中できてしまう分やめ時が見つからないという人もいたり。同僚とのちょっとした会話や、通勤中のひとり時間って、切り替えのためには結構重要だったんだなぁ、と失ってみて痛感します。業務で日頃社外を飛び回っている人は、そもそも家でじっとしているのがつらいようです。
③やっぱり、仕事環境が...
作業用デスク、チェアが我が家には1台しかありません。今回、主人も在宅勤務になり、私はダイニングで作業をしております...身体がつらい(女性、20代)
修正指示等が印刷できないので、画面でしないといけないのがつらい(女性、30代)
デスクがないため、あぐらスタイルで仕事をせねばならず足が痛い(男性、20代)
モノを見ながらの打合せがしにくい。同じものを見ながらとか難しい(男性、30代)
オンラインで資料共有しながら打合せする際、相手のネット環境が悪いととぎれとぎれですごく要領が悪くなる(女性、50代)
照明が電球色(女性、30代)
オフィスってなんだかんだいって、机や椅子にはじまり、プリンターやネットワークなどのOA環境もひっくるめて、仕事をするために整えぬかれた空間なんですよね...。またコクヨはモノを扱うメーカーということもあり、担当業務によっては実物が手にとれないことがかなりつらい様子。商品や印刷物の色をきちんとチェックするには、照明も条件にあったものが必要です。
④ちょっとしたコミュニケーションが不足しがち
雑談が減った分、孤独を感じるときがある(女性、20代)
インフォーマルコミュニケーションで情報を収集していたので、インプットが減った。部下の状況が把握できなくて心配(男性、30代)
気軽に相談できない(女性、40代)
ちょっとしたことが聞きにくい、聞くのが面倒(男性、30代)
気軽に相談する機会が減り、ひとりで抱え込みがちかも...(男性、20代)
家族以外と話す機会が激減(女性、40代)
ちょっとした情報が入ってこない。他社の動向が全然つかめない(男性、60代)
負の感情を溜め込みやすい勤務システムだと思う(男性、20代)
オフィスなら相手の様子も見ながらできたちょっとした声かけの機会が激減。行き詰ったときにひとりで抱え込み、ぐるぐるしがちな人が多いことがわかりました。上司は、そんな部下のことが心配な様子です。会議や資料で共有するまでもない、「風のウワサ」のような情報も入ってこなかったり...案外、そういうネタが仕事のヒントになったりするんですよね。
⑤番外編
ペットの犬が休みと勘違いして遊んでくれるのを凝視して待たれてしまう(女性、50代)
どうやら家の壁が薄いらしく、隣人の声がうっすら聞こえる(女性、30代)
ルンバがかけられず部屋が汚れる(男性、30代)
ペットもルンバも、なんでこんなに常に人間がいるんだ、と思っているかもしれませんね。自分も隣人もずっと家にいるせいで、家の壁が薄いことに気づいてしまった人も...そこはできれば気づきたくなかった...。
あってよかったもの、あるといいなと思うもの
なかなか完璧とはいかない在宅勤務ですが、それでもできることからコツコツと。実際にやってみて、これはあってよかった!あった方がいい!と思う身の回りのモノについて聞いてみました。
Q: これはあってよかった、もしくは買ってよかった、という身の回りの品はありますか?
Q: 逆に、こういうものがあるといいのになぁって思う身の回りの品物はありますか?
①いちばん人気はやはり、イス!机!そして書斎スペース!
【あってよかった】
家建てるとき書斎作るかで嫁ともめたけど、自分の部屋と机があって本当によかった...(男性、30代)
ひとり用のPCデスクのおかげで集中しやすい。鍵がかかる部屋のおかげで子供が侵入してこなくて集中しやすい(男性、30代)
オフィスチェア。身体への負担が少なく快適(女性、40代)
捨ててなかった昔の食卓。自室に運び込んで仕事環境と生活環境を分けられた(女性、50代)
【あるといいなぁ】
腰が痛い&運動不足なのでingが欲しい(女性、30代)
持ち運べる移動型のデスクが欲しい(男性、50代)
コンパクトにしまえる座椅子が欲しい。部屋がそんなに広くないので、仕事のためだけにデスクを増やしたくない。けど、こたつで椅子ナシはしんどい(女性、30代)
部屋が欲しい。普段はいない息子2人と自分が在宅勤務、自宅待機のため、部屋が足りなくなる(男性、60代)
オフィスと同じようなイスやデスクを持っている人は、比較的快適に過ごしている一方、ダイニングテーブルやこたつで長時間仕事をしている人は腰や足など、あちこちの痛みに悩まされていました。本当は良いイスが欲しいけど、高価な上に置き場所に困るから躊躇する、という声も。一家全員で在宅勤務、というケースもあり、限られたスペースの中でいかにお互いが集中できる環境を確保できるか、が課題になっています。
②デスク周りのあれこれ
机上台(女子、20代)
Bluetoothマイク付きイヤホン(女性、30代)
PCスタンド(女性、40代)
スマホスタンド(男性、50代)
卓上の時計、延長コード(女性、20代)
スマートスピーカー。始業時刻や終業時刻にアラームをかける(女性、30代)
デスクライトが欲しい(女性、40代)
小さめの19型テレビ。普段使ってなかったが、モニターにしたら便利(女性、20代)
テレビ会議用の背景が欲しい(男性、20代)
こまごまとしたところでは、このような品物が多くあげられました。机上台やPCスタンド、スマホスタンドは、今あるテーブルやイスで少しでも快適に仕事をするために"ちょい足し"できるアイテムとしてよさそうです。マイク付きイヤホンや背景は、テレビ会議ならではの必要アイテムですね。
なるほど!というところでは、スマートスピーカーの活用法。決まった時間にアラームをセットするのは、仕事時間と生活時間のメリハリをつける上でいいアイディアだと思いました。パソコンとテレビをつなぐケーブルさえあれば、テレビを外付けモニターにできる、という情報も。サブ画面があると、プリンターが自由に使えない中で資料を確認するのに便利です。大画面でExcelなんか開くの、案外いいかもしれません。
③文具も忘れちゃいけません
仕事書類専用コンテナケース。カバンから書類まですべてそこに入れてカラーボックスにぶち込む(女性、30代)
ソフトリングノート。机がせまいから折りたたんで使えた(女性、40代)
NEOSの収納ボックス。テレビ会議で映り込んでもちゃんとしてる感が出せる(女性、30代)
意外と文具がない。ダブルクリップやクリヤーホルダー等々、会社でなくて困るものが手元になかったりする(女性、40代)
大きなホワイトボードが欲しい(男性、30代)
仕事道具をまとめて収納して目隠しできるファイルボックスを家でも使っている、という声が複数ありました。さすがコクヨ社員!ノートは狭い場所でも使えるリングタイプがオススメです。文具類は、会社だとサッと手にとれるものが、家だと案外なかったりするんですよね...ホワイトボードは子供の遊び&勉強の道具や、家族内の伝言にも使えるし、これを機会に買っちゃうのもアリかもしれません。
関連記事:在宅勤務の便利グッズ!家庭内ノマドワーカーに「ファイルボックス」をおススメしたい理由
④仕事の疲れを癒す、気分転換&モチベアップグッズ
アロマランプ。良い香りの中で仕事をしています(女性、20代)
電子ドラムとキーボード。気分転換に良いです(男性、20代)
バランスボール。買ったまま放置していたけど、在宅勤務がはじまってから使い始めた(女性、30代)
マグカップ。めっちゃ探した(男性、40代)
水筒。子供がすぐのど渇くので、それぞれの水筒に朝お茶を入れて持たせておく(男性、30代)
ストレッチグッズ欲しい。背中ゴリゴリしたい(女性、20代)
マッサージクッション欲しい。腰が痛い(男性、30代)
家の中で気軽に身体をほぐしたり、気分をリフレッシュできたりするモノが人気でした。お気に入りの飲み物や香りがそばにあるのも癒されそうです。外には行けないけど、あえて家の中で水筒を使うのも、お出かけ気分が味わえていいですね。
考え方や価値観が変われば、気持ちも変わる?
工夫できることはどんどんやってみるにしても、やはりどうにもならない現状に対して、不安になったりストレスを感じたりすることは避けられません。そんな中で、唯一変えられるとすれば、自分自身の考え方や価値観ではないでしょうか。その辺りの変化についても、質問をしてみました。
Q:心理的に不安やストレスが多い中、考え方や価値観が変わったことはありますか?
①身近な人とのつながりの大切さに気づいた
子どもと一緒にいる時間が増えて、子供の勉強の進捗が芳しくないことがわかり勉強パパになれた。奥さんがめっちゃ忙しいことを理解し優しくなれそう(男性、30代)
友人や親に会えないのでマスクを作りラッピングや手紙を添えて送った。みんな不安を抱えている時期なので、必要以上に喜んでくれる人が多くて嬉しかった(女性、40代)
パートナーと互いの家族の健康を気づかい合い、一緒にいる時間を大切にしようと思っている(男性、50代)
同じオフィスのメンバーでランチを食べることが当たり前だったけど、Webでつながると思うと、オフィスが違う人ともランチや宴会ってできるんだなと気づいた。こんな時だからこそ、普段コミュニケーションとってない人ととりたいと思った(女性、40代)
妻と両親と家事・育児を分担することで団結力が生まれた(男性、30代)
大阪の友達何人かが、自身も働いていて大変なのに、心配して連絡くれた等、嬉しいことも多々あった。また、家族のことを思うと色々頑張れる(女性、30代)
良い家族関係つくれているな、と実感することができた(男性、40代)
どれも読んでいて心がじんわりとしてきました。こういう時だからこそ、家族や友人など、近しい人たちの大切さが身に沁みますね。
②仕事のあり方を変えるチャンス
テレワーク増える増えるって社内でもよく耳にしていたが、こんな形で浸透が進むとはなぁと思った。とはいえ働き方がもっと自立的になって、また新しい時代になる予感がする(男性、20代)
オフィスにいるときはメンバーの顔がすぐに見れるけど、今は見れないので、ゲリラTV電話してチェックしてコミュニケーション。面と向かわなくても様々な方法でコミュニケーションをはかれるもんだなぁと思った(女性、40代)
今までものごとをルーチン化して身体に覚えさせることで日常の大変さを麻痺させながら生活をしていました。在宅を始めた当初、ルーチンから外れると強いストレスを感じていましたが、それはちょっと違うなと感じ始めました。今はとにかく柔軟に時間を使えればOKとしています。今まで時間に対して硬直的な考え方だったなと(女性、40代)
これを機に、本当に必要な仕事は何なのか?を考えることが多くなった(女性、50代)
自分ひとりの時間が増え、考える時間を持った。まるで学生の時のようである。まだ、考え方や価値観が変わるようなことはないが、ゆとりを感じる(男性、60代)
オフィスに行かなくても普通に仕事ができると気づいたのはプラス。マジで田舎に移住してもいいんじゃないかと思う日々(男性、40代)
今まで何の疑いもなく当たり前だ、と信じていた環境ががらりと変わることで、考えるきっかけになった人も多かったようです。すでに、模索を始めている人や、移住を検討しはじめる人も!新しい土地への移住はいいかもしれないですね。落ち着いたら私も検討したいです。
③家での過ごし方を見直そう
普段使わない部屋で仕事しているので部屋が片付いた(男性、30代)
コンタクトからメガネへ、眼鏡に似合う髪型へ、髪型に似合う化粧へ。今までなかなか変化できなかったことをコロナを機に変えようとおもいました(女性、40代)
食事がストレス発散になり、前よりちゃんと料理を作るようになった。1日の時間の使い方を意識するようになった(女性、30代)
家の居心地を本気で考えて手を加える機会になった(女性、30代)
せっかくの機会だから、地元商店街で買い物をして地元に還元。普段は会社帰りだとすでに閉まっている(男性、30代)
普段できない(やらない)整理整頓、不用品の処理(女性、30代)
自分でコントロールできる身近なところに目を向けて、小さな成果を積み重ねるのは、ストレスマネジメントの方法としてもいいみたいです。家で過ごす時間も長いので、見て見ぬふりをしていたアレやソレに手をつけるきっかけになった、という回答も複数ありました。自分とじっくり向き合って、美容やファッションを研究するのもいいですね。
④あるものや得たものに目を向けよう
良いことと悪いことは表裏一体。失ったことに目を向けるのではなく、それによって得たものもあるので、そちらに目を向けて楽しむようにしている(女性、30代)
後で振り返れば良い思い出になると思うようにしている。子供の入学式を外でおこなったのですが、あまりない機会だし(男性、30代)
何かネガティブなことがあっても全部コロナのせいにできるのでかえってスッキリした(女性、40代)
そうね!全部コロナのせいだ~!思いっきり声に出したら、たしかにちょっとスッキリしました。
Q:不安やストレスと向き合うために、何か心掛けていることはありますか?
そうはいっても、やっぱり気分が落ち込むこともある。そんなとき、皆さんはどうしているのかな?
ちょっといいパックを使ってみる。なんか肌が良くなった気がする(女性、20代)
身体を動かすことが好きなので、人の少ない時間に散歩(女性、30代)
自分の好きなことを我慢しない。経済を回すという大義名分を言い聞かせながら衝動買いをする(男性、20代)
家に花をいつもより多く飾る(女性、50代)
妹とテレビ電話(女性、20代)
メモを取る、洗い物をする、体温を測るなど、短時間で済む日々の在宅ルーチンを作る(男性、50代)
ほぼ毎日散歩をする、週2~3回、30分のストレッチ(女性、40代)
毎日お風呂をわかして好きな動画を見る(男性、20代)
朝のルーチンを変えない。起床時間や身だしなみなど(男性、30代)
普段から好きなことを可能な範囲で楽しむ、今の生活に合わせたルーチンやリズムを作る、という人が多い様子でした。無理せず、自分のペースを保つのがポイントかもしれません。
一方で、ストレスとは無縁だという強者も。
あんま不安やストレスは感じてないです...笑(男性、30代)
意外なほどストレスフリー(男性、40代)
特にないです(男性、20代)
なぜか全員男性でした。そのメンタル、うらやましいやら、頼もしいやら。
未来を信じて、楽しみにする気持ちを失わないようにしよう
まだまだ将来の見通しが立たない日々が続いていますが、きっといつか平穏な日常が戻ってくることを信じて、そうなるようにという祈りを込めて、収束後にしたいことを聞いてみました。
Q:事態が収束したら、いちばん何がしたいですか?
盛大に飲みに行きたい!(男性、30代)
温泉、銭湯に入る!海外旅行!(女性、20代)
聖火ランナーに選ばれていたので走れますように!(女性、30代)
無駄にウィンドウショッピングしたい(女性、30代)
中止になった推しのライブ(女性、40代)
家族でキャンプ(男性、30代)
スポーツジムへ行く(女性、40代)
USJに行って死ぬほど遊ぶ(女性、50代)
いいレストランで外食したい(女性、30代)
友達の誕生日を改めて祝いたい(男性、20代)
文具イベントに行く。延期になった文具イベントが待ち遠しい(男性、60代)
プール、旅行、映画、カフェで読書(男性、30代)
温泉、マッサージ(女性、30代)
うんうん、どれも本当にやりたいですよね。他にもいろいろ、我慢していること、たくさんあると思います。1日も早く実現するために、今はひとりひとりが自分にできることを。在宅勤務が可能な人は、なるべく家で過ごしましょう。
最後に
最後に、どの項目にもまったく当てはまらないのですが、どうしても捨てがたかったコメントをひとつご紹介します。
在宅勤務なのでつい見境なく執務してしまい、気づけ深夜だったので外食しようと外に出たらどこかで財布を盗まれ、食事すらできずに就寝しました。自分は金銭には無頓着な方だと思っていましたが、失ってはじめてお金の重要性に気づかされました(男性、20代)
うん、それは在宅勤務も新型コロナウィルスも関係ない不幸だね。本人に確認したら、お金だけ抜かれて財布その他は戻ってきたそうですが...皆さんも、防犯にはくれぐれも気をつけましょう!
コクヨマガジンからお知らせ
コクヨマガジン公式LINEで最新情報をお届け
コクヨマガジンと掲載商品に関する最新情報をLINEでお届けしています。
LINEお友だち限定のお得な情報も随時配信中です。
ご登録、お待ちしています!
「コクヨのくふう研究室」続々更新中
「コクヨのくふう研究室」は様々なジャンルで活躍する方々を「くふうマスター」としてお迎えし、日頃の活動や、日々の生活の中で行っていること、その中にある「くふう」をご紹介しています。日常を少しずつ豊かにするヒントをお届けすべく日々活動中です。ぜひご覧ください。
ソフトリングノート
NEOS(収納ボックス)
ホワイトボード(マクボ・軽量タイプ)