2021.06.18
そろそろ本気で学習デスクを片付けたい!「片付け方」を親子で決める
中学生男子の勉強机。その散らかり様に手を焼いているご家庭も多いのではないでしょうか。今回、中学生になった息子と共に勉強机周辺の片づけ・整理収納にチャレンジをしました。
この春から中学に進学した息子の学習デスクや棚は現在ご覧の通り。この先これで本当に大丈夫なのか?と心配になるほどの散らかりようです。翌日の準備をするときに、あれがないこれがないと騒ぐのをそろそろ何とかしたい!
そこで本来は事務用品のファイルシリーズを使って学習デスク周りをキレイに保つことにトライしてみました。
学習机 片付け前
ごちゃまぜの思い出はストレージボックスでひとまとめ
なんでも机の上に置くだけで「片付けた」と思い込んでいる息子。まずは机の上に下にと散乱しているたくさんの物を整理していきましょう。
図工で作った制作物、家の中の離れた部屋で連絡を取り合ってキャッキャと騒いだおもちゃのトランシーバー、使わなくなったソプラノリコーダー。いつも使うわけではないけれど、本人が取っておきたいと希望する物を「使わないなら捨てなさい!」とは言えません。でも出しておく必要ないよね、というものをより分けて蓋つきのストレージボックスに入れていきます。
思い出の品はストレージボックスへ
大きなボックスを用意することで、大抵のものはポンポン放り込めます。蓋付きならホコリ対策もOK。本棚に並べればとてもスッキリ。この先もう見返すこともないなと思ったら、そのまま押し入れ行きも可能です。
ストレージボックスごと本棚へ
ストックして使いたい物はファイルボックスが便利
中学校の学習は、小学校よりも書く量が増えているようです。ノートやファイルなど、次々に使っていくものはファイルボックスに納めて「予備なかったっけ?」と思った時にすぐ手に取れるようにしておきます。
ランドセル置き場だったイス下のスペースにファイルボックス
中学生になって椅子下のランドセル収納スペースが不要となったため、ここをファイルボックス置き場として活用することにしました。なぜか卒業証書やアルバムもここに入れていました。本人曰く、
「すぐに手に取れるってことは、小学校の時の仲間にいつでも会えるでしょ」
とのこと。小学校の思い出は、新生活でのすさまじい変化に対応していくための活力になっているようです。
卒業証書もファイルボックスへ
スタンドタイプのファイルボックスには、小学校時代に習字や図工で使うことの多かった新聞紙の束がジャストフィット。新聞紙は通学でぬれた靴を乾かしたりするときにもストックしておくと便利です。これまではカラーボックスの中に雑然と積むだけだった新聞紙もファイルボックスに入れることで省スペース化を実現。
新聞紙のストック(左はこれまで、右はファイルボックスを利用して整理)
曲げたくない書類には個別フォルダー
机の上には学校からのお知らせプリントや登校班の班長を務めあげた時の感謝状など、紙の書類が行き場もなく積まれていました。どうして整理しないで積むの?の問いかけに帰ってきた返答は、
「めんどくさいから」
なんともシンプルな中一男子の返答です。個別フォルダーは書類を開いて挟むだけの簡単2ステップ。本人がめんどくさいと言うならば、楽な方法で管理できるようにしましょう。
曲がったり折れたりしないようにしたいものは個別フォルダーを使う
親にとって大事な書類は学校からのお知らせプリント。最近では学校でもメール連絡を多用するようになってきましたが、まだまだ紙の書類も現役です。親に渡す書類は青、テストは白、取っておく賞状は緑、のように個別フォルダーで色ごとに分けて収納しました。
クリヤーブックは思い出倉庫
片付けを進めるにつれて感じるのは、息子の成長。幼いころは、どこに行って何をするにも常に親子一緒だったのに、いつの間にか「友達と遊びに行ってきまーす!」と貯めたお小遣いで映画を見に行ったりするようになっていました。机の上にはその時のチケットもごちゃごちゃと積んでありました。
親にとっては成長を感じるチケットの半券ですが、息子にとっても親なしでの大冒険の証であるようです。机の上で揉まれてぐちゃぐちゃになっていても「キレイに取っておきたい!」とのご要望。こういう細かいものはクリヤーブックに入れてしまうのが良いでしょう。
細かいものはクリヤーブックへ
クリヤーブックは思い出をキレイに残しておきたいときに役に立つアイテムです。中身が少ない時は薄いまま、中身が増えても背幅を広げることが出来るので、これからどんどん増えていくたくさんの思い出を残しておくのにぴったりです。何といっても「入れるだけ」というのが面倒くさがりな息子には性に合っているようです。
学習机 片付け後
雑然とモノが積まれて作業スペースすらままならなかった学習デスクがご覧の通り!床に放り投げていた通学リュック置き場まで確保できました。
学習デスクの片付けまとめ
「正直、分け方を考えるのが面倒くさいんだよね」とブツブツ言いながらも、少しずつ片付いて使えるようになってきた自分の学習机を見ると、心なしか嬉しそうな表情にも見えました。
整理整頓は片付けが好きで得意な人にとっては何の苦もなく、むしろ喜びさえ感じる作業。しかしそうでない人にとっては、解決したいけれどなかなか取り掛かることのできない大問題でもあります。
そんな時は「片付け方」「分け方」を親が少しだけ手伝ってみてあげてください。
実用的な機能が特徴のオフィス用のファイルやファイルボックスは、子供の学習机でも活用できる場面がたくさんありました。親子で片付けを一緒にすることで、コミュニケーションの一助にもなっていたように思います。ぜひお試しあれ!
今回活用したのはファイルシリーズ「NEOS」
NEOS<ネオス>シリーズはコクヨの新定番ファイルシリーズです。従来、見るからに「事務用品」なデザインが大半だったファイルボックスや個別フォルダーなどを、近年のオフィス空間に合わせてトータルコーディネートできるよう、カラーやディテールのデザインに統一感を持たせています。
NEOSチューブファイル
シリーズに共通して言えることですが、全てのアイテムがスタイリッシュな色使い。空間の雰囲気に合わせて、エグゼクティブやナチュラルテイストなど、コンセプトに合わせたコーディネートが出来ます。
NEOSリングファイル
リングファイルは機能はチューブファイルと同様ですが、スリムな背幅が特徴。リングはワンタッチで開閉ができるスリムリング。スペースも手間も、省けるところは省きたい!そんな要望に応えてくれます。
NEOSフラットファイル
従来のファイルより大きめの表紙で、A4リフィル(クリヤーポケット)や仕切りカード・タックインデックスがはみ出さずにスッキリ収納できます。
NEOSガバットファイル
ガバットファイルはフラットファイルの機能に加え、背幅調整ができる優れモノ。書類の量に合わせて背幅をガバッと広げることが出来ます。なんと最大10cm厚(約1000枚)まで収納可能!書類が少ない時には薄いままなので、スペースの無駄をなくせます。長期保管が必要な書類などにピッタリなファイルです。
NEOSファイルボックス
ファイルボックスは活用シーンに合わせてタテヨコ両方使えるタイプと、タテ整理に向いたスタンドタイプの2種類があります。
背見出しも、「内容を記載する」か「本体色を魅せる」かの両方を選べる両面仕様となっているので、部屋のコーディネートがしやすくなります。
どちらのタイプもフィンガーホール付きで収納庫からの取り出しもスムーズ。背見出しにはガイド罫線が入っているので、内容の記載もスッキリできます。
NEOSクリヤーブック
クリヤーブックは固定式と替紙式の2タイプから選べます。どちらも収容量に合わせてピッタリの背幅に変わる機能付き。書類が少ない時は薄く、増えてもかさばらずキレイに収容できます。たくさん入れてもポケット内の書類が丸まりにくく、表紙がピッタリ閉じるので、書棚のスッキリキッチリ感が欲しい人にピッタリです。
NEOS収納ボックス
モノトーンデザインが収納スペースの雰囲気をぐっと締めてくれるネオスの収納ボックス。ファイルボックスの2倍か4倍の、2つのサイズから選べます。長期保管ですぐに使わない書類等を収納庫に入れる時も、スペースの効率よくしまえます。フタ付きで積み重ねも可能!
NEOS個別フォルダー
個別フォルダーは紙製とPP製の2タイプがあります。
紙製の個別フォルダーは書類ごと片手で持てるよう設計されています。開いても中の書類がこぼれ落ちにくいので、パラパラめくって探したいときにとても便利。
PP製の個別フォルダーは書類がこぼれ落ちにくい3辺とじタイプ。書類を持ち運ぶときに便利な3方袋とじ形状です。
ファイルシリーズ NEOS
もともとはオフィスユースを想定して開発されたファイルシリーズの新定番。在宅ワークが普及した後は、自宅の書棚や収納をすっきりきれいに見せるアイテムとして注目されています。