2021.05.28
取扱説明書の収納方法、皆さんはどうしてますか?
取扱説明書や保証書、ネットで見られることは分かっていても、いろいろな理由でなかなか捨てられない方、意外と多いのではないでしょうか?今回はコクヨが2万人超の方に行った取扱説明書の調査結果と、閲覧頻度タイプ別の整理収納方法をご提案します。
家電はもちろん、何かしらの物を買うと必ず付いてくる「取扱説明書」。
今やネットで検索すればpdfファイルなどでいつでも説明書が見られる環境です。が、意外とすぐには見つからなかったり、古い商品の説明書は掲載されていなかったり、「今知りたい」という時に限って意外となかなか辿り着けなかったりしたこと、ありませんか?やっぱりパッと見られる紙の方がいい、と思っている方もいらっしゃると思います。
とはいえ、手元に残る大量の説明書を整理するのは結構面倒くさいもの。皆さんはどうやって整理収納しているのでしょうか・・・?
ということで、アンケートを取ってみました。
自宅で保管している書類に関するアンケート結果
保管している書類の種類
自宅で保管している書類の8割以上を占めているのが、「取扱説明書・保証書」でした。やはり取扱説明書や保証書は、紙のまま保管している方がまだまだ多い状況のようです。
その他にも、保管している書類のバリエーションは多岐に渡るので、これは整理収納が難しそうですね。かくいう筆者も、なんとなく置いてしまっている書類が山積みになっています。
取扱説明書や保証書の保管方法は?
取り扱い説明書の保管方法に使っている収納用品は「クリアファイル」が多いようですが、そのまま本棚・戸棚に入れてしまう方や、そもそも収納できずに「出しっぱなし」になっている方も見られます。
最初は綺麗に収納しよう、整頓しようと思って着手してみるものの、書類が増えてくるとどこに何があるのかがわからなくなってしまい、結局は目に付く所へ置きっぱなし...わかります。
保管方法への満足度は?
保管方法への満足度調査では、「満足している」方が4割を占める一方、「どちらともいえない」が35%。書類整理について不満というわけはないけれど、すごくうまくいっているわけでもない、何となくモヤッとしている方が多い印象を受けました。
以上の調査結果を踏まえて、取説の閲覧・更新頻度別に2つの収納方法をご紹介したいと思います。
オススメの収納法 その1 ファイルボックス活用
まず、おすすめ収納1つめはファイルボックスを活用した収納方法です。
ファイルボックスといえば、その名のとおりファイルを収納するためなどに使われるボックスで、とにかく見た目が綺麗にまとまることが利点ですね。
閲覧頻度や更新頻度が高い人には投げ込み式収納法
「投げ込み式収納」などと命名された理論があるわけではないのですが、要は書類が入るファイルボックスを用意して、そこに「入れるだけ」の収納方法です。
比較的、取説を見る頻度が高い方や、家電の買い替えが多くすぐに新しい取説が増える方、またざっくりでもいいので見た目をなんとかしたい!といった方におすすめの方法になっています。
とはいえ、本当に投げ込んでしまうだけでは整理収納にはならないため、今回ご紹介する方法はファイルボックスと個別フォルダーを使う収納方法。とにかく出し入れがラクで、見た目もスッキリとする点がメリットです。
実際にやってみた
書類整理の収納アイデアを探していると、どうもコクヨの個別フォルダーと無印良品の「ポリプロピレンファイルボックス」の相性が抜群でシンデレラフィットするとのこと。さっそくやってみました。
用意するのは「個別フォルダー 発砲PP製 A4サイズ」。耐久性に優れたタイプのため、頻繁に取説の出し入れを行う方や、長期保存の場合におすすめです。色は、写真のグレーの他にもブルー、グリーン、イエローなどパッと目を惹くカラーもあります。書類のジャンルごとにカラーを使い分けても、整理整頓がしやすくなると思います。
個別フォルダーには、キッチン家電、寝室の家電、リビング家電など、場所や内容ごとに見出しシールを貼ってラベリング。説明書はフォルダーを開いて間にサッと書類を挟むだけなので手間いらず。簡単にまとめられます。
一つの製品でも「簡単な使い方」と「詳細取説」の2冊がついていたり、保証書が別紙になっていたり、複数の書類がある場合は、クリヤーホルダーに入れてから、個別フォルダーに挟むことで解決できます。
個別フォルダーの準備ができ、説明書をそれぞれのフォルダに分類して、ファイルボックスに入れたところ、本当にシンデレラフィット!綺麗に収まりました。
ファイルボックスには蓋も無いため、個別フォルダーの見出しが頭1つぶん出ていることで、ラベルが見やすく必要な説明書を探すときや取り出すときもラクですね。
オススメの収納法 その2 取扱説明書ファイルの活用
おすすめ収納方法2つめは、取り扱い説明書専用ファイルを使用した収納術。
取り扱い説明書を普段から頻繁に見るわけではない、けれど捨てるのは抵抗がある...とにかく綺麗に収納だけしておきたい、そんな方におすすめのアイテムが、取扱説明書専用のファイルです。
さほど閲覧頻度が高くない人にはしっかり収納できる専用ファイル
書類収納専用ファイルとは、1冊に数十枚のポケットがあり、そこに書類を差し込んでいく収納アイテム。ポケットファイルはグルーピング収納がメインのため、1枚のポケットに数種の取説を入れてまとめられます。
使わない時はすっきり、中身を入れると背幅が伸びる、その名も「ノビータ」
今回ファイル収納に使うのは、コクヨの「クリヤーブック<ノビータ>」。名前の由来は、背幅が「伸びる」特徴から。書類ゼロのときはわずか5mmの背幅が、400枚の書類を入れると40mmの背幅まで広がります。書類の量に合わせて背幅が変わるため、コンパクトな収納も可能な優れもの。
ファイルボックスのように常に幅を取ることがないため、スッキリとした「収納」を目指すならノビータがおすすめです。
実際にやってみた
使ったのはノビータの中でも家庭用に進化した「NOViTA 家庭用整理ファイル」。16ポケットで背幅が60mmまでぐんと広がるタイプです。
ポケットファイルというと、中のポケットが少し頼りないものが多く、書類を差し込むときに、くたっとなってしまうことが地味にストレスだったりしませんか?
ノビータのポケットは厚口でしっかりしているため、スッと差し込めてストレスもゼロ。また、ポケットにはスリットが付いているため、無くしがちなCDや保証書も一緒に保管できます。
(左)書類ゼロの背幅、(右)書類約400枚を入れた背幅
60mmまで広がる背幅は書類400枚程度なら、まだまだ余裕を見せていますね。
従来、大量の書類を入れるとファイルの背に引っ張られて表紙が広がり浮いてしまうことが多いのですが、ノビータの表紙はいつでもピッタリとフィットします。背に引っ張られて書類が丸まってしまうこともないので、中身もいつまでも綺麗に保てます。
今回は取扱説明書の収納をめぐって、アンケートの結果と収納法を2種類ご紹介しました。それぞれのご家庭の事情や使い方に応じて、よりフィットするものをぜひお試しください!
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ノビータ(取扱説明書ファイル)
取扱説明書と付属書類(保証書・CDなど)を整理できる、背幅が広がる取扱説明書ファイル。ポケット数が多くても書類が少ない時は、薄く省スペースに保管。